HomePod初期設定の動画など、詳細情報がiOS11ベータ7から判明

2017年8月23日

HomePod

6月のWWDC 17で発表されたAppleのスマートスピーカー、HomePodの設定画面を含む詳細な情報が、iOS11のベータ7から判明しています。HomePodは12月にアメリカ、イギリス、オーストラリアの3カ国で発売予定です。

iOS11ベータ7にHomePodの詳細情報

現地時間8月21日に公開されたiOS11のベータ7から、HomePodのセットアップ方法に関する情報が確認された、とiHelp BRが報じました。

AirPodsとiPhoneを接続する時と同様に、HomePodの近くにあるiPhoneを認識し設定できる模様です。

HomePod　初期設定

HomePodには、AirPodsに搭載されているW1チップは搭載されるとの情報はないため、他のハードウェアを用いていると考えられます。

HomePodの設定には、2ファクタ認証が有効になったApple IDと、パスワード保護されたWPA/WPA2で暗号化されたWi-Fiに接続されたiOSデバイスが必要とされます。

HomePodの第1次発売国はアメリカ、イギリス、オーストラリアのみですが、HomePodはSiriが対応する英語以外の言語でも動作可能であることを示す記述があり、日本でも近々発売されることに期待して良さそうです。

HomePod設定画面の動画が公開

また、開発者のギルヘルム・ランボー氏がiOSシミュレータを使って、HomePodのセットアップ操作の動画をTwitterで公開しています。

なお、ランボー氏は、7月末に公開されたHomePodのファームウェアから、iPhone8に関する多くの発見をしています。

HomePodのセットアップでは、最初にユーザーが使う言語を選択します。この画面で「スペイン語（メキシコ）に対応した際にお知らせします」とメッセージが表示されています。

次に、認証のためにHomePodの製造番号の下4桁を入力すると、HomePodとiPhoneで設定を共有するか尋ねられます。これにより、iPhoneとApple IDやWi-Fi、Siriなどの設定情報が共有されます。

HomePod　初期設定

その後、HomePodの設置場所を自宅、ビーチハウスなどから選び、リビング、寝室、ガレージなどの選択肢から設定します。なお、Appleは、6月のWWDC 17でHomePodを発表した際の映像で、同じ部屋に複数のHomePodを置いて使うことも想定しています。

HomePod　初期設定

設定が完了すると、試しにSiriに話しかけるよう促すメッセージが表示されます。

ランボー氏が公開した動画はこちらでご覧ください。