HomePodは12月に発売も年内の出荷は限定的、サプライヤーCEO語る

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HomePodの製造を担当しているとみられる台湾のInventec Appliancesは、現地時間8月14日に行なった業績発表の中で、HomePodは12月に出荷を開始するものの、当初の出荷数はごく少量にとどまる、との見方を示しました。

年内のHomePod出荷数は50万台程度

Inventec Appliancesのデビッド・ホー最高経営責任者(CEO)は、HomePodの名前こそ出さなかったものの、「年内にスマートホームデバイスの出荷を開始するが、当初の出荷数はかなり限られており、来年には改善される」と語っています。
 
Fubon証券のアナリスト、アーサー・リャオ氏は「Inventec Appliancesが年内に出荷するHomePodは50万台程度で、同社の収益に及ぼす影響は1%未満だろう」との見通しを語っています。
 
AppleからInventec Appliancesへの発注状況を知る人物がNikkei Asian Reviewに語ったところによると、Appleは2018年からはHomePodの製造を主力サプライヤーであるFoxconnにも担当させる計画とのことです。
 
Inventec Appliancesは、HomePodのほかに、発売以来の品薄が改善されつつあるAirPodsの製造も担当しているとみられます。

12月に米英豪で発売のHomePod

HomePodは、6月のWWDC 17で発表された、Siriを搭載したスマートスピーカーで、アメリカ、イギリス、オーストラリアで12月に発売することが予告されています。
 
アメリカでの販売価格は349ドル(約39,000円)ですが、上記3カ国以外での販売予定や価格については発表されていません。
 
7月末には、HomePodのファームウェアが公開され、天面のディスプレイの仕様をはじめ、搭載メモリや設定などの時に流れる音声などが判明しているほか、iPhone8についてもデザインや顔認証システムなどについて多くの情報をもたらしています。

 
 
Source:Nikkei Asian Review, AppleInsider
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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