Appleが自動車レース最高峰のF1の経営に参入!?自動車分野でブランド強化か

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電気自動車開発が噂されるAppleが、モータースポーツの最高峰、F1の経営に乗り出すのではないか、と噂されています。もし参入すればAppleにとってメリットも少なくありません。

Apple、電気自動車発売の前にF1参入か?

Appleはかねてより、電気自動車開発に取り組んでいると噂されており、2019年から2020年に発売するとも報じられていますが、その前に世界最高のモータースポーツに参入するかもしれません。
 
F1関連の著名ブロガー、ジョー・サワード氏が投稿した、AppleがF1の経営に参入するとの観測が話題となっています。
 
以前、「F1の支配者」と呼ばれるバーニー・エクレストン氏が、85億ドル(約8,500億円)以上でFormula 1事業の株式の35%を購入したいと希望する者がいると発言しており、巨額のキャッシュフローを持つAppleなら買うこともできるだろう、というのがサワード氏の見立てです。
 
Appleはこれまで、比較的小規模のテクノロジー企業を買収することはあっても、創設から40年の歴史を持つスポーツ分野への巨額投資は例がありません。

Appleにとってメリットの多いF1参入

F1事業に参入することで、Appleが得られるメリットは少なくありません。
 
自動車開発を進めるにあたり、フェラーリやマクラーレンなど、世界有数の自動車メーカーと強いコネクションができるほか、モータースポーツを通じた自動車分野でのブランド強化、さらにはApple TV用の独占コンテンツ獲得などが考えられます。
 
また、巨額の現金資産の使い道として、税金逃れとなるリスクを避けつつ投資ができる、というメリットも挙げられます。
 
2014年から開始された電気自動車フォーミュラカーレースのFormula Eも、F1と同じFIAが統括していることから、Appleの狙いはこちらにあるのかもしれません。
 
Business Insiderの取材に対し、AppleもFormula 1もコメントを拒否しています。
 
 
Source:Business Insider
Photo:Formula One
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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