Apple TV+映画「ザ・バンカー」がNAACPの作品賞を受賞

Apple TV+ ザ・バンカー

Apple TV+ ザ・バンカー
 
Apple TV+向けのオリジナル映画「ザ・バンカー」が、権威あるメディア賞の内の一つである、全米黒人地位向上協会(NAACP)のイメージ・アワードで最優秀作品賞を獲得しました。

黒人の活躍描いた映画

NAACPのイメージ・アワードは、1967年以降毎年開催されており、映画や音楽、文学など幅広いメディアを対象とした受賞イベントです。黒人地位向上協会が選出する賞とあって、原則として対象となるのは黒人が主体となる作品です(映画部門の最優秀作品賞は、2017年「ドリーム」、2018年「ガールズ・トリップ」、2019年「ブラック・パンサー」、2020年「黒い司法 0%からの奇跡」)。
 
2021年に最優秀作品賞の栄冠を手にしたのは、サミュエル・ジャクソンとアンソニー・マッキー主演の映画「ザ・バンカー」でした。
 

1960年代、アンソニー・マッキーとサミュエル・L・ジャクソン演じる2人の起業家が、不動産売買での人種差別に立ち向かおうと巧妙なビジネスプランを考え出す。黒人もアメリカンドリームをつかむ権利を手にできるようにと奮闘する二人の、実話に基づく物語。(Apple TV+公式Webサイトより)

 
ストリーミングサービスが手掛ける映画が、NAACPのイメージ・アワードで最優秀作品賞を受賞するのは初で、AppleとしてはライバルのNetflixやHuluなどに先んじた格好となります。
 

今年はオリジナルドラマも健闘

インターネット・ソフトウェア・サービス担当上級副社長を務めるエディ・キュー氏が「量より質」を表明していたように、Appleはこれまでも賞レースに意欲的な姿勢を見せてきました。
 
その甲斐あってか、今年は「ザ・バンカー」のみならず、オリジナルドラマ「テッド・ラッソ」が全米脚本家組合賞で最優秀コメディシリーズを受賞、ゴールデングローブ賞でも主演のジェイソン・サダイキスがトロフィーを勝ち取るなど、Appleの努力が実りつつあります。
 
 
Source:iMore,Apple TV+
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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