VRヘッドセットの「Oculus Rift」、Macへのサポートはなし

VR ヘッドセット oculus rift

VR ヘッドセット oculus rift
 
VR(仮想現実)ヘッドセットの代表格である「Oculus Rift」ですが、Mac向けのサポートは行われないことが分かりました。

「Oculus Rift」の基準を満たせず

2014年にFacebookより20億ドル(約2,280億円)で買収されたVR開発企業Oculusですが、創業者のPalmer Luckey氏の発言から、Mac向けのサポートは行われない見通しであることが分かりました。Macに強力なGPUが搭載されていないことが理由です。
 
「もし彼ら(アップル)が良いコンピューターをリリースしたら、我々も対応するつもりだ」とLuckey氏はMicrosoftのイベントで語りました。「君が6,000ドル(約68万4,000円)でAMD FirePro D700を積んだMac Proを買ったとしよう。それでも我々が推奨するスペックには足りないんだ」
 
同氏によれば、以前のアップルはハイエンドGPUを搭載することに吝かではなかったそうで、あの頃のMacに戻ってくれるならば、喜んでサポートするとのことです。

3月28日より発送開始

Oculus Rift」は3月28日より出荷が始まりますが、最低でもCPUはIntel Core i5-4590、グラフィックボードはNvidia GTX 970と AMD R9 290を積んでいることが条件です。条件を満たしたコンピュータとヘッドセットとのセット売りは1,499ドル(約17万円)で行われます。
 
筆者も以前サムスンの「Gear VR」を使用したことがありますが、ヘッドセットを外した後も現実に浮遊感が残るほどの強烈な体験でした。それだけにVRヘッドセットの「本丸」とも言われている「Oculus Rift」が一体どのような革命をもたらしてくれるのか、楽しみは尽きませんね。ひとまず、アップルファンとしては2018年にiPhone8へ対応する形でリリースされると言われている独自のウェアラブルに期待したいところです。
 
 
Source:Apple Insider
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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