iPhone15シリーズ発売でカメラの画素数競争は終焉に向かうと調査会社予想

2023年9月6日

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iPhone15とiPhone15 Plusの発売で、カメラの性能競争は画素数を競う時代から、CMOSイメージセンサーの改良による写真画質の素晴らしさを競う時代に向かうとの予想を、調査会社TrendForceが伝えました。

TrendForceは、iPhone15とiPhone15 Plusに搭載されるソニー製の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーが大きなブレイクスルーになると述べています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. スマートフォンのカメラの性能競争において、画素数を競う時代は徐々に終わりを告げると調査会社が予想した。
2. それに代わって、CMOSイメージセンサーの改良による写真画質の素晴らしさを競う時代に向かうと調査会社は考えている。
3. iPhone15とiPhone15 Plusに搭載されるソニー製の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーが重要な位置づけになる。

一般ユーザーには1億800万画素と2億画素の違いはわからないと指摘

スマートフォンのカメラの性能競争は、画素数を競う時代は長続きしないと予想する理由についてTrendForceは、一般的なユーザーには、1億800万画素のイメージセンサーで撮影した写真と、2億画素のイメージセンサーで撮影した写真の違いはわからないと指摘しています。

画素数に代わって今後重要になるのは、CMOSイメージセンサーの受光素子や構造の改良による画質向上と、TrendForceは記しています。

iPhone15とiPhone15 Plusにはソニー製の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーが搭載される見通しで、これまでにない素晴らしい写真画質が実現されるとTrendForceは期待感を示しています。

一方、iPhone15 Pro Maxにはペリスコープレンズを用いた高倍率望遠カメラが搭載されると噂されており、光学望遠倍率が5倍か6倍になるとみられています。