iPhone15 Pro Maxの発売遅れ懸念も出荷台数がSamsung上回ると予測

iPhone15 event AH_1200

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iPhone15 Pro Maxの発売日は他のモデルよりも遅れますが、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの発売効果によるiPhoneの出荷台数増加に伴い、2023年のベンダー別スマートフォンの出荷台数においてAppleがSamsung上回り1位になる可能性が高いと、TF International Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が伝えました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Pro Maxの発売日は遅れる可能性があると、アナリストのミンチー・クオ氏が予測している。
2. それに伴い、年内のiPhone15シリーズとiPhone15 Proシリーズをあわせた出荷台数は7,000万台〜8,000万台にとどまる。
3. ただし、Galaxyシリーズの出荷台数が減少していることから、2023年のスマートフォンの出荷台数においてAppleがSamsungを上回ると予測される。

iPhone15 Pro Maxのみ発売日が遅れる可能性

iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズは現地時間2023年9月12日に発表、15日に予約受付が開始され22日に発売されると噂されていますが、iPhone15 Pro Maxのみ部材不足によって発売日が10月にずれ込むと噂されていました。
 
この点についてクオ氏も、iPhone15 Pro Maxの発売日が遅れると考えていることが明らかになりました。
 
ただし、iPhone15 Pro Max製造状況は好転しており、今週から出荷台数も増加しているとクオ氏は述べています。
 
クオ氏の指摘通りであれば、在庫数は少ないながらもiPhone15 Pro Maxも22日に発売されるかもしれません。
 
その場合、予約受付開始後すぐに注文しないと、お届け予定日まで大幅に待たされることが懸念されます。
 
クオ氏は、iPhone15 Pro Maxの出荷台数減少により、年内のiPhone15シリーズとiPhone15 Proシリーズをあわせた出荷台数は7,000万台〜8,000万台にとどまると伝えています。

iPhoneの出荷台数、2024年は2023年比5%〜10%増加の可能性

クオ氏は、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの発売に伴いiPhoneの出荷台数が増加、2023年は2億2,000万台〜2億2,500万台に達する可能性があると予測しています。
 
対して、Samsungの今年のスマートフォンの出荷台数は2億2,000万台に減少する可能性が高く、その場合はAppleがベンダー別出荷台数1位になります。
 
2024年についてもiPhoneの出荷台数は増加、2億5,000万台に達する可能性があり、Samsungとの差が拡大するとクオ氏は考えています。
 
こうした要因により、今後、Appleの株価は上昇に転じる可能性が高いとクオ氏は伝えています。
 
 
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/medium
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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