App StoreのTodayタブ広告、7月よりコンパクトなデザインに変更される

Todayタブ

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Todayタブ広告を使えば、アプリがApp Storeのトップページに目立つように表示されますが、7月よりTodayタブに表示される広告がよりコンパクトなデザインになり、スクロールなしで広告全体が表示されるようになります。新形式の広告で表示されるのは、アプリのアイコン、名前、サブタイトル、広告ラベル、入手ボタンです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.7月よりApp StoreのTodayタブ広告がコンパクトなデザインに変更。
2.広告主側に特別な対応は発生しない。
3.承認プロセスがより迅速かつ容易になる。

Todayタブ広告がコンパクトに

現在、App Storeのトップページ上部にはスポンサーのない枠が表示され、その後に縦長でクリエイティブ付きのTodayタブ広告が表示されるため、スクロールしないと広告全体が表示されません。
 
新形式の広告はiOS16.4以降を搭載したiPhoneで表示され、iOS16.3以前の機種ではTodayタブ広告が表示されなくなります。既存の広告は、7月に自動的に新形式に切り替わるため、広告主側に特別な対応が発生することはありません。
 
なお、新形式の広告では、カスタム商品ページに基づくクリエイティブは使用されないため、広告のリンク先として使用するカスタム商品ページの広告掲載前の審査が必要ではなくなります。そのため、承認プロセスがより迅速かつ容易になります。

Apple、広告ビジネスの拡大を目指す

2022年8月、Appleが広告ビジネスをさらに拡大し、現在の広告収益である年間約40億ドルから、ゼロ二桁アップを目指していると報じられました。そして、同社は同年10月、App StoreのTodayタブと「その他のおすすめ」セクションでの広告掲載を開始しています。
 
しかし、広告掲載開始直後、多くの開発者から自身のアプリ製品ページにギャンブルアプリが表示されるようになって不快であるとの声が寄せられ、Appleは新広告欄でのギャンブルアプリの掲載を一時的に中止しました。
 
また、Appleはアプリのトラッキングの透明性のようなプライバシー機能でサードパーティー広告市場を制御しているため、広告ビジネスの拡大を推し進める同社の動きに一部批判の声も上がっています。
 
 
Source:Apple via MacRumors
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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