Apple、広告ビジネスをさらに拡大する兆し〜ガーマン氏

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Appleは現在の広告収益である年間約40億ドルから、ゼロ二桁アップを目指している、とApple社内に独自の情報筋を持つBloombergのマーク・ガーマン氏は自身のニュースレターで伝えています。

マップアプリでの広告表示テストを実施

ガーマン氏のニュースレター「Power On」によれば、AppleはすでにApp Store Search Adsプログラムと同様に、マップアプリの検索結果にスポンサー付きの結果を追加するテストを行ったとのことです。将来的には、Apple BooksやApple Podcastsのストアフロントにも広告が表示される可能性があるそうです。
 
Appleの広告収入は現在のところ、App StoreのSearch Ads、Apple News、Apple Stocks(ニュースの部分)、MLB Friday Night Baseballのストリーム中のCMのシェアなどから得られています。

App Storeでの広告数も増える?

AppleはすでにApp Storeでの広告数が増加すると発表しており、iOS16で導入される新たな広告ユニットで、広告主はApp Storeの「今日のアプリ」タブや、他のアプリの製品ページの下部に広告を掲載することができるようになります。
 
Appleはハードウェア販売による成長が鈍化する中、広告を含むサービス部門の収益拡大を模索し続けています。アプリのトラッキングの透明性のようなプライバシー機能でサードパーティー広告市場を制御する一方、自社の広告ビジネスの拡大を図ったことに一部批判が集まっています。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:Search Ads
(lexi)

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