App Store Connectにヘッドセット用OSの名称はxrOSとのヒントあり

    App Store Connect

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    Appleは世界開発者会議(WWDC23)の初日となる現地時間6月5日に、同社初の複合現実(MR)ヘッドセットと、その専用OSを発表すると期待されています。

    realityOSとの噂もあった新OSの名称

    新MRヘッドセット専用OSの名称については「xrOS」になるとの説が主流ですが、そのほかにも「realityOS」になるとの噂もありました。
     
    ところが著名デベロッパのスティーブ・トラウトン=スミス氏が、App Store Connectにおいて新ヘッドセットの名称が「xrOS」になるとの新たな証拠を発見したようです。

    エラーメッセージに「xros」の文字

    App Store Connectとは、デベロッパがApp Store用に開発したアプリを管理するアプリです。
     
    トラウトン=スミス氏はAppleのオープンソースコードの一部を解析してから、新ヘッドセット向けアプリを作成、申請を試みました。
     
    App Store Connectではアプリの申請は却下されたものの、戻ってきたエラーメッセージに「xros」の文字が含まれていました(ただしOSは小文字)。ちなみにトラウトン=スミス氏が申請したアプリにはxrOSの名称は一切含まれていません。
     
    エラーメッセージは次のような内容でした。
     

    プラットフォームが正しくありません。iosバンドルにxros arm64実行ファイルが含まれていました。含めることができるのはios実行ファイルのみです。

     
    エラーメッセージ xrOS

     
    この事実は以前からBloombergのマーク・ガーマン記者らが伝えているとおり、新MRヘッドセット用OSの名称はxrOSになることを裏付けていると、米メディアMacRumorsが指摘しています。

     
     
    Source:Steve Troughton-Smith/mastodon via MacRumors
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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