ヘッドセット専用OS名称はこれ?Apple、ニュージーランドでもxrOSを商標申請

xrOS

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Appleがペーパーカンパニーを通じて、ニュージーランドにおいて「xrOS」の商標を申請していたことを、パーカー・オルトラーニ氏(@ParkerOrtolani)が発見、Twitterで報告しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleがニュージーランドで「xrOS」の商標を申請していたと、TWITTERで報告された。
2. 複合現実ヘッドセット用の専用OSの名称だと噂されるもの。
3. 「XR」が小文字になっているのは初めてではないか、とオルトラーニ氏は指摘した。

xrOSとは?

xrOS」とは、Appleが現地時間6月5日開幕の世界開発者会議(WWDC23)において発表すると期待されている、複合現実(MR)ヘッドセット用の専用OSの名称、と噂されるものです。
 
xrOSの名称についてはBlombergのマーク・ガーマン記者が、Deep Dive LLCというペーパーカンパニー経由で、アメリカ、日本を含む複数の国々で商標登録が行われていると、昨年12月に伝えています。
 
今回オルトラーニ氏が発見した、ニュージーランドで2023年5月10日にxrOSを商標申請している会社も、Deep Dive LLCです。
 
ただしこれまで報告されてきた商標は「XROS」とすべてアルファベットの大文字で登録されており、今回のように「xr」が小文字になっているのは初めてではないか、とオルトラーニ氏は指摘しています。
 

MRヘッドセットの名称はどうなるのか

AppleのMRヘッドセット専用OSの名称はxrOSとなる可能性が高そうです。
 
そうなると気になるのはMRヘッドセット本体の名称です。こちらについてはReality Pro、Reality Oneになるとの情報がありますが、前述のオルトラーニ氏によると、Reality Pro、Reality Oneの商標申請プロセスは2022年8月に止まったままで、先に進んでいないようです。

 
 
Source:Parker Ortolani/Twitter
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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