iPhone13 Proのカメラ画質のDxOMarkスコアが公開~No.1にはなれず

iPhone13 ProおよびiPhone13 Pro Maxのカメラは、マクロモードへの対応、より大きなセンサー、3倍光学ズームなど、さまざまな改善がなされています。
そんなiPhone13 Proのカメラの画質についてDxOMarkがベンチマークを実施しスコアを公開しました。しかしながら、過去最高のカメラを持つスマートフォンにはなれなかったようです。
DxOMarkがiPhone13 Proのカメラのスコアを公開
DxOMarkはカメラの性能などを科学的に評価するベンチマークであり、スマートフォンのカメラについてもスコアを算出しています。
DxOMarkが9月27日に公開したiPhone13 Proのスコアは以下のようになっています。
総合スコアは137ポイントであり、これは前世代で最高スコアを獲得したiPhone12 Pro Maxに対して7ポイント高いスコアとなりました。
Photo、Zoom、Videoの3つの項目すべてでスコアを伸ばしており、カメラ機能が全体的に底上げされていることがわかります。
iPhone13 Pro Maxの結果についてはまだ公表されていませんが、iPhone12 Pro MaxがiPhone12 Proよりもスコアが高いことを考えると、iPhone13 Proよりも高いスコアとなる可能性があります。
ランキング上は4位にランクイン
しかしながら、iPhone13 Proはこれまでのスマートフォンのなかで最もスコアが高いカメラを持つというわけではないようです。
DxOMarkのスマートフォンのカメラ画質ランキングにおいて、iPhone13 Proは4位にランクインしました。
iPhone13 Proより上位のスマートフォンは、1位がHuawei P50 Pro(144ポイント)、2位がXiaomi Mi 11 Ultra(143ポイント)、3位がHuawei Mate 40 Pro+(139ポイント)となっています。
iPhone13 miniがiPhone12 Pro/Pro Maxよりカメラが高画質
興味深いのは、iPhone13 miniがiPhone12 Pro MaxおよびiPhone12 Proよりも上位となっている点です。
詳細を見ると、光学ズーム機能を持たないiPhone13 miniはやはりZoomの項目でiPhone12 Pro/Pro Maxに劣るものの、Videoの項目で取り返すことによりこの順位となったようです。
iPhone13 Pro/Pro Maxにはマクロモードのなどの新機能がカメラに実装され、iPhone13 Pro Maxにはソニーの新型カメラセンサーが使われているといわれています。
近く登場すると予想されているGoogleのPixel 6も高いカメラ機能を持つとされ、ベンチマークのスコアが楽しみなスマートフォンの1つです。