Apple Watch Series 7はどうなる?仕様や発売日など噂まとめ

    Apple Watch Series 7

    Apple Watch Series 7
     
    Appleは9月開催のイベントで、iPhone13シリーズやAirPods 3とともにApple Watch Series 7を発表する見通しです。これまでに報じられた、Apple Watch Series 7のスペックや発売日などに関する噂および予想を米メディアMacRumorsがまとめていますのでご紹介します。

    ディスプレイとサイズ

    Apple Watchのデザインは2015年の発売当初からほとんど変わっていませんが、ケースサイズは2018年発売のApple Watch Series 4で、それまでの38/42ミリから現在の40/44ミリへと拡大しています。
     
    しかしApple Watch Series 7では、サイズもデザインも変わると噂されています。
     
    まずケースサイズは、40/44ミリから41/45ミリへと大型化する見通しです。さらにベゼルが狭くなり、45ミリ版のディスプレイサイズはApple Watch Series 6(44ミリ)の1.78インチから1.90インチへと拡大、解像度は368ピクセルx448ピクセルから396ピクセルx484ピクセルになるとのことです。
     
    apple watch series 7
     
    また反射を抑え、薄型化に有利なフルラミネーション技術が採用されるとの噂もあります。
     
    大型化により、これまでのバンドは対応しないともいわれています。

    デザインと色

    デザインはiPad ProやiPhone12で採用された、フラットなものになるといわれています。筐体の色にはグリーンを含む、複数の新色が追加されるとの情報があります。

    プロセッサ

    AppleはApple Watchに搭載するプロセッサを毎年更新しているので、Apple Watch Series 7も例外ではないと思われます。
     
    新チップ「S7」ではチップ両面に電極を形成し積層できるように薄型化したシステム・イン・パッケージ(SiP:System in Package)が採用されるため、S7の小型・薄型化が実現、その分空いたスペースがバッテリーの大型化に充てられるとの報道がありました。

    ヘルスケア関連機能

    Apple Watch Series 7については、新しいヘルスケア関連機能が追加されるという情報はありません。ただし最近になって、血圧測定などの新機能搭載による部品増で、組み立てに問題が生じているとNikkei Asiaが報じました。
     
    しかしBloombergのマーク・ガーマン記者は、Apple Watch Series 7に血圧測定機能が搭載されることはないと、否定しています。

    新しい文字盤

    画面サイズの大型化に伴い、Apple Watch Series 7では、表示領域が16%拡大する見通しです。そこでこの大画面を生かした、新しい専用文字盤「モジュラーマックス」「コンティニウム」「世界時計」の3つが追加されると、Bloombergが報じています。

    発売日

    Apple Watch Series 7は9月14日と予想されるイベントiPhone13シリーズやAirPods 3とともに発表される見込みですが、生産に問題が生じており、量産開始時期が遅れるとDigiTimesが伝えました。そのため発売日が遅れる可能性が指摘されています。

     
     
    Source:MacRumors
    Photo:Ian Zelbo/Twitter, 9to5Mac
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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