macOS 12 Montereyのベータ5、watchOS8ベータ5がリリース

2021年8月12日2021年8月13日

Appleは現地時間8月11日、macOS 12 Montereyの開発者向けベータ5をリリースしました。watchOS8のベータ5もリリースされています。8月12日には、macOS Montereyの登録ユーザー向けパブリックベータ5もリリースされています。

【追記 2021/8/13】記事公開当初、macOS Montereyのパブリックベータ5が現地時間8月11日にリリースされたとお伝えしましたが、パブリックベータ5のリリースは翌日8月12日でした。該当箇所を修正しています。

macOS 12 Montereyのベータ5がリリース

macOS 12 Montereyの開発者向けベータ5は、現地時間7月27日のベータ4から約2週間でのリリースとなりました。

ベータ5の翌日、パブリックベータ5もリリースされています。

macOS 12 Montereyでは、Safariのデザイン刷新、MacとiPadを連携させて使えるユニバーサルコントロール、FaceTimeでの空間オーディオやノイズ除去、Mac版「ショートカット」アプリ、画像内のテキスト認識など多くの新機能が利用可能になります。

ただし、一部の新機能はAppleシリコンMacのみに対応し、Intelプロセッサ搭載モデルでは利用できません。ただし、画像内のテキスト認識は当初、AppleシリコンMacのみと案内されていましたが、Intel Macでも利用可能になっています。

watchOS8の開発者向けベータ5も

Appleは、開発者向けにwatchOS8のベータ5もリリースしています。

watchOS8のベータ5は、iOS15、iPadOS15のベータ5から1日遅れでのリリースとなりました。

watchOS8では、アメリカの一部の州で発行される運転免許証が「Wallet」アプリに保存可能になり、空港の保安検査場をスピーディーに通過できるようになります。

このほか「呼吸」アプリが「マインドフルネス」にリニューアルされ、睡眠中の呼吸数の記録が可能になり、ワークアウトに太極拳とピラティスが追加されるなど、多くの新機能が発表されています。

macOS 12 Monterey、watchOS8ともに、一般ユーザー向け正式版は今秋の公開が予定されています。

Source:MacRumors(1), (2), (3)
(hato)