Snapdragon 888+のGeekbenchスコアが登場、一部3.0GHz動作

    Qualcomm-Snapdragon-88-Plus

    Qualcomm-Snapdragon-88-Plus
     
    Qualcomm Snapdragon 888+のGeekbench 5スコアが確認されました。Snapdragon 888+のCortex-X1コアは、3.0GHz動作となっています。

    高性能コアの動作周波数が2.84GHzから3.0GHzに

    Snapdragon 888+のものらしきGeekbench 5スコアは、シングルコアスコアが1,110、マルチコアスコアが3,587と記録されています。
     
    このシステム・オン・チップ(SoC)は、Cortex-X1コアが3.0GHz、3つのCortex-A78コアが2.42GHz、4つのCortex-A55コアが1.8GHzで動作していると、アビシェーク・ヤダフ氏(@yabhishekhd)が説明しています。
     


     
    Snapdragon 888では、Cortex-X1コアの動作周波数が2.84GHzでした。
     
    リーカーのDigital Chat Station氏は2021年1月に、「Snapdragon 888+は、Snapdragon 888の動作周波数向上版として、2021年下半期(7月〜12月)に発表される」と予想していました。

    搭載デバイスは?引き続きSamsungが製造か

    Notebookcheckは、Snapdragon 888+搭載が予想されるデバイスの1つにSamsung Galaxy Z Fold3をあげています。
     
    同メディアは、Snapdragon 888では発熱問題により一部をTSMCが製造したと指摘、発熱量が増えると予想されるSnapdragon 888+の製造が引き続きSamsungの5nmプロセスで行われるのか注目されると伝えています。
     
    TSMCの5nmプロセスの生産枠は、Appleなどが予約済みと報じられていますので、同社が担当するのは厳しいと思われます。
     
     
    Source:Geekbench 5, Abhishek Yadav(@yabhishekhd)/Twitter via Notebookcheck
    Photo:Gizchina
    (FT729)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次