JR西日本がスマホで管理するサブスク型ロッカーの実証実験を開始
西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)は、AiCTが開発したロッカーシステムを用いた、日本初のQRコード型サブスクロッカー「ジブンロッカー」の実証実験を開始すると発表しました。
サブスクリプションとは?
サブスクリプションは略して「サブスク」とも呼ばれており、(主に)月額制で特定のサービスを自由に利用することのできるサービス形態のことです。
例えば、Appleのサブスクとして、Apple Musicが挙げられます。これは、毎月(または毎年)決まった金額を支払うことで、配信されている楽曲が聴き放題となるサービスです。視聴するごとにお金を支払う必要はありません。
近年は自動車のサブスクなども登場して、拡がりを見せています。
スマートフォンでロッカーを管理
今回、実証実験を行う「ジブンロッカー」はスマートフォンのアプリで申し込み、支払い、暗証番号の管理ができる30日間のサブスクリプション型ロッカーサービスです。暗証番号は共有することで、家族や友人と一緒に使うこともできます。
利用する際は、ロッカーのQRコードを読み込み、4桁の数字でロッカーを開けるだけです。
実証実験は3カ所で実施
実証実験では、大阪駅3階の「ルクアイーレ南側通路」に15扉、同じく大阪駅3階の「ルクア南側通路」に20扉、新大阪駅1階の「団体待合付近」に15扉が設置されます。
利用料金は、1扉・30日間あたり5,000円(税抜)で、クレジットカード支払いのみです。利用申し込みをした時点から、30日間分の料金がかかります。
Source:西日本旅客鉄道,AiCT
(藤田尚眞)