Apple、iPhoneなどを悪用したストーキングから身を守るためのガイドを公開

    Apple iPhone プライバシー

    Apple プライバシー
     
    Appleは現地時間12月18日、ストーカーなどからプライバシーと安全を守るためのガイドブック「Device and Data Access when Personal Safety is At Risk」を公開しました。

    ストーキング対策に有益な内容

    Appleが公開した資料「Device and Data Access when Personal Safety is At Risk」では、iPhoneなどの各種機能を使って、ユーザーのプライバシーを保護する方法が20ページにわたって解説されています。
     
    特に、ストーカーなどの悪意を持った人物による追跡への対策に有益な内容となっています。
     
    Device and Data Access when Personal Safety is At Risk
     

    待たれる日本語版公開

    ガイドでは、OSアップデート、デバイスのリストア、Face IDやTouch IDを使ったデバイス保護、Apple IDを保護するための2ファクタ認証の設定、プライバシー設定の見直し、不審なアプリの削除、不明なプロファイルの削除方法、ファミリー共有利用上の注意点などについて解説されています。
     
    Device and Data Access when Personal Safety is At Risk
     
    本稿執筆時点では日本語版は公開されていないようですが、日本でも公開されれば有益な情報となるだけに、日本語版の公開が待たれます。
     
    Device and Data Access when Personal Safety is At Risk
     

    ストーキングに苦しむ人の助けに

    AppleでiOSのアクセシビリティ機能開発にあたるソマー・パネジ氏は「Appleがこのガイドを公開したことを大変誇りに思います」「信頼している人物からの監視やストーキングに苦しむ人の助けになることを願っています」とツイートしています。
     


     
    Electronic Frontier Foundation(EFF)のサイバーセキュリティ部門責任者、エヴァ・ガルペリン氏はTwitterで、特にドメスティック・バイオレンスの被害者にとって、有益なものだ、と評価しています。
     


     
     
    Source:Apple, MacRumors, AppleInsider
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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