Apple Watch Series 6はストレスや過呼吸を検出可能に?
2020年秋に発売されるApple Watch Series 6では、ストレスや過呼吸が引き起こすメンタルヘルス不調を判別できる機能が追加される、とのリーク情報を人気YouTuberが取り上げています。
パニック発作や不安発作の記録が可能に
Apple Watch Series 6には、血中酸素飽和度を測定できるパルスオキシメータが追加され、ストレスや過呼吸といったメンタルヘルス不調の検出が可能になる、との情報が開発者コミュニティXDA Developersのマックス・ワインバック氏から提供された、として人気YouTubeチャンネルEverythingAppleProで知られるフィリップ・コロイ氏が伝えています。
ワインバック氏とコロイ氏のコンビは3月に、2020年秋の「iPhone12」に関するリーク情報を伝えて話題になっています。
精神状態の計測機能は、パニック発作や不安発作の予兆を検知し、ユーザーに深呼吸を促したり、運転中なら車を路肩に停めるよう案内するといった活用法が期待されています。
しかし、パニック発作や不安発作の自動事前検出にはあと2年は必要と予測されており、それまではユーザーが発作の出現を記録し、Apple Watchがその前の身体状態と比較することで、事前検出の精度を高める必要があるとみられます。
また、Apple Watch Series 4で追加された心電図(ECG)機能と同様、各国の制約により、利用可能になるのは一部の国・地域に限定されるだろう、とコロイ氏は述べています。
海外で多くのユーザーの命を救っているECG機能は、日本では厚生労働省の認可が必要ですが、認可取得に関する情報はいまだに伝えられていません。
3月から報じられている血中酸素飽和度測定機能
Apple Watch Series 6に血中酸素飽和度が測定可能になるとの情報は、3月に米メディア9to5Macのほか、イスラエルの情報サイトThe Verifierも報じています。
The Verifierは、2021年のApple Watch Series 7には指紋センサーのTouch IDが搭載される、との予測も報じています。
watchOS7では睡眠トラッキングや心筋梗塞警告などが実現か
Apple Watch用次期OS、watchOS7については、睡眠トラッキング機能、心筋梗塞の警告機能、子供向けのキッズモード、新しい文字盤などが追加されると報じられています。
Source:EverythingApplePro/YouTube
(hato)