今度こそ?Huaweiの折りたたみスマホMate X、早ければ10月末発売か

mate x huawei

Huawei Mate X
 
発売の度重なる延期が発表されていた、Huaweiの折りたたみスマートフォン「Mate X」が、早ければ10月末にリリースされる見込みです。

度重なる発売延期

当初はSamsungのGalaxy Foldに先んじて6月頃にリリースとなるはずだったMate Xは、その後発売延期何度発表され、10月中旬になっても店頭に並んでいません。
 
しかし、コンシューマー・ビジネス部門のリチャード・ユー最高経営責任者(CEO)は10月にリリースする用意があることを示しており、すでに量産が行われているとの観測が浮上しています。ニュースサイトcnBetaによると、早ければ中国国内で10月末にも発売されるものの、生産難易度が非常に高く、出荷台数は限られる見通しです。

延期の理由は2つ

発売が再三延期された理由は2つあると言われています。
 
1つ目は、SamsungのGalaxy Foldと同じく耐久性の問題です。これについてはHuaweiもスポークスマンを通じ、Samsungの件で「より注意深くなった」とし、「我々は自分たちの評判を地に落とすような製品を発表する気はない」との見解を表明しています。
 
2つ目は、ユーザーインターフェイス(UI)の改良です。幾つかのアプリがディスプレイを折りたたんだ際、正常に表示されない不具合が指摘されており、バグを解決して万全の態勢でリリースに臨むようです。
 
この他にも、米中貿易摩擦に伴うHuaweiの締め出しが関連しているのではないか、とも言われています。

スペック向上や値下げの噂も

スペックについては、ディスプレイが6.6インチ(広げると8インチ)、8GBのRAMと512GBの内蔵ストレージを搭載するほか、発売延期に伴ってカメラや搭載チップの性能が大きく向上すると考えられています。
 
また価格も、当初発表されていた2,299ユーロ(約28万円)から2,250ドル(約24万円)へと値下がりするとの見方も登場しています。
 
 
Source:GSMArena,新浪科技,cnBeta
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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