iOS13.2/iPadOS 13.2、最初のベータとパブリックベータがリリース

Appleは現地時間10月2日、iOS13.2とiPadOS 13.2の最初のベータを開発者向けにリリースしました。登録ユーザー向けのパブリックベータもリリースされています。高度な画像処理システムのDeep Fusionが利用可能となっています。
Deep Fusionが利用可能に
iOS13.2とiPadOS 13.2のベータは、iOS13の正式版公開から2週間、iOS13.1の正式版からは1週間でのリリースとなりました。
iOS13.2とiPadOS 13.2ベータでは、iPhone11シリーズに搭載されたA13 Bionicプロセッサを活用したDeep Fusionが利用可能となっています。
The Vergeが詳しく伝えたように、Deep Fusionはユーザーが意識しなくても、肌や布地の質感をきれいに撮影できる新技術で、短時間で非常に高度な画像処理を行います。
Siriのメッセージ読み上げなどの新機能
iOS13.2/iPadOS 13.2のベータでは、iPhoneとAirPods(第2世代)やBeatsヘッドホンが接続されている時にメッセージが届くと、自動でSiriが読み上げ、そのまま音声で返信できる機能が利用可能となっています。
また、AirPodsやBeatsヘッドホンを使っている時、コントロールセンターのボリュームに製品のアイコンが表示されます。
なお、iOS13.2ベータからは、ノイズキャンセリング機能が追加されると噂のある次期AirPodsとみられるアイコンも発見されています。
未公開の「リサーチ」アプリのプライバシーについての案内が表示されるほか、設定アプリの「Handoff」メニューが「AirPlayとHandoff」に変更されるなどの変更が発見されています。
パブリックベータのインストールには注意を
iOSのパブリックベータは、Appleに登録したユーザーなら無料でインストールして利用可能です。
ただし、あくまでも開発中のベータであり、不具合や未完成な機能が残されているため、データ消失などの問題が起きる可能性があります。
日常的に使うデバイスにはインストールしないことを強くお勧めします。
Source:MacRumors (1), (2)
(hato)