MacBook Proの新グラフィックカード搭載機 ベンチマークスコア大幅上昇
先日から15インチのMacBook Proで新しいグラフィックカード「Radeon Pro Vega 16/20」が選択できるようになりました。このRadeon Pro Vega 20を搭載したMacBook Proのベンチマークスコアが公開され、グラフィック性能が大幅に向上していることが判明しました。
OpenCLスコアで72000〜80000
ベンチマーク測定サイト(Geekbench)でグラフィック性能を数値化したOpenCLスコアで、従来のグラフィックカード「Radeon Pro 560X」を搭載したMacBook Proのスコアは65000程度でした。これに対し、最新のRadeon Pro Vega 20を搭載した同程度のMacBook Proでは72000〜80000程度にまでスコアが上昇しています。
Apple Online StoreではMacBook ProのグラフィックカードをRadeon Pro 560XからRadeon Pro Vega 16にアップグレードするのに27,500円、Radeon Pro Vega 20へのアップグレードで38,500円が必要となります。高性能なグラフィックカードを選択すると多少出費は増えますが、スコアの上昇に見合う性能の向上が望めるのなら用途によっては検討対象になるでしょう。
なおこのRadeon Pro Vega 16/20を選択できるのは15インチのMacBook Proのみであり、13インチモデルでは選択できません。その理由は不明ですが、ハードなグラフィック処理を必要とするのは大画面の15インチモデルというAppleの意図があるのかもしれません。
Source:MacRumors
(KAZ)
iPhone Mania編集部
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