iOS12で追加されるSiri新機能まとめ
iOS12で利用可能になるSiriの新機能の中で、「ショートカット」が最も大きな変化になるといわれていますが、その他にも様々な機能が追加されることがわかっています。
「ショートカット」でカスタムフレーズの登録と実行が可能に
「Shortcuts」アプリで、頻繁に行うタスクをカスタムフレーズで発動できるショートカットを作成することができます。
例えば、Siriに「おはよう」と声をかければ、今日のニュースと天気予報を読み上げてくれ、カレンダーの予定を教えてくれた上に、HomePodで朝にぴったりの曲をかけてくれる、といったような一連の動作を登録したフレーズで行ってくれるよう設定できます。
Appleの開発者会議WWDC 2018において初めて披露された「Shortcuts」アプリは、今年の秋公開となる予定です。
フラッシュライトのオン/オフ
ユーザーからの要望が強かった、Siriを使ったフラッシュライトのオン/オフもiOS12で追加される機能の一つです。
TwitterユーザーがApple Support宛てに送った、Siriを使ったフラッシュライトの点灯機能の追加を求めるツイートを見たAppleのマーケティング担当上級副社長のフィリップ・シラー氏が、iOS12で「フラッシュライトをつけて」とSiriに話かけ、Siriが「つきました」と回答とするスクリーンショットを添付して返信したことにより、新機能の存在が明らかになりました。
iOS 12 “Turn on flashlight” pic.twitter.com/FtAjdwrOG2
— Philip Schiller (@pschiller) August 22, 2018
その他の様々な新機能
iOS12で追加されるその他のSiriの新機能には以下のようなものがあります:
- 「Hey Siri」が低電力モードでも動作可能に
- サードパーティ音楽アプリの制御
- Siriのアイルランド人男性アクセント
- Siriのアイルランド人女性アクセント
- Siriの南アフリカ人男性アクセント
- Siriの南アフリカ人女性アクセント
- Siriにパスワードを見せてもらう
- 「iPhoneを探す」がSiriで可能に
- 「Workflow」アプリがSiriショートカットと共に使用可能に
- 改善されたSpotlightのSiriの提案
- 有名人に関する質問
- モータースポーツに関する質問
- 思い出の検索
これまで低電力モードでは使用不可となっていましたが、バッテリーの残量が低くても「Hey Siri」が利用できるようになります。
自社サービスのApple Musicだけでなく、Spotifyなどのサードパーティアプリの制御もSiriを介して可能になります。
Siriに頼んで特定のアプリやサービスのパスワードを見せてもらうことができるようになります。
SiriにユーザーのAppleデバイスがどこにあるのか尋ねることができます。オプションで音を鳴らして場所を特定することもできます。
Siriが自動で写真アプリを開いて思い出を探してくれます。
Source:AppleInsider
(lexi)