MacBook Pro15インチに「Radeon Pro Vega GPU」が追加

Appleのオンラインストアで、MacBook Proの15インチモデルで、高性能グラフィックプロセッサ「Radeon Pro Vega GPU」が11月15日から選択可能となりました。
従来GPUよりも最大60%の高速処理が可能
Appleは、新型MacBook Airなどを発表した10月末のイベントで、15インチMacBook Proで「Radeon Pro Vega GPU」が選択可能となることを予告していました。
Appleは「Radeon Pro Vega GPU」について、以下の説明文を掲載しています。
15インチMacBook Proでは、Radeon Pro Vega GPUのオプションが選べるようになります。これはノートブックに初めて搭載されるディスクリートモバイルVega GPUです。
iMac Proに使われているものと同じグラフィックアーキテクチャを持つVegaは、強化された演算エンジンをもたらし、高帯域幅メモリ(HBM2)を利用します。
HBM2はGPUのメモリ帯域幅を2倍に広げながら、そのために必要なパワーを大幅に減らすので、GPUそのものが使えるグラフィックパワーの割当量が増えます。
この結果グラフィックス性能が大幅に高速化し、Radeon Pro 560Xよりも最大60パーセント速くなるので、高いパフォーマンスが求められるビデオ、3D、レンダリング、演算作業に取り組めます。
「Radeon Pro Vega 20」は標準GPUプラス38,500円
15インチMacBook Proの上位モデルである2.6GHz Core i7プロセッサモデルの場合、標準のRadeon Pro 560X(4GB GDDR5メモリ搭載)との差額(税別)は以下のとおりです。
- Radeon Pro Vega 16(4GB HBM2メモリ搭載):+27,500円
- Radeon Pro Vega 20(4GB HBM2メモリ搭載):+38,500円
本稿執筆時点では、どちらのGPUを選択してもお届け予定日は「11月27日から12月2日」と案内されています。
Source:Apple via 9to5Mac
(hato)