「Androidの父」Google退社の理由は女性部下との「不適切な関係」?

アンディ・ルービン氏

アンディ・ルービン氏

 
Androidの父」として知られ、2014年にGoogleを退社後に起業し、2017年に独自開発のスマートフォン「Essential」を発売して話題を集めたアンディ・ルービン氏がGoogleを退社した理由は、女性部下との「不適切な関係」だった、と海外メディアThe Informationが報じています。

Android部門時代の女性部下、Googleに訴える

アンディ・ルービン氏は、Appleで勤務した経験も持ち、2003年に設立したAndroid社がGoogleに買収されて以降は、Android OSの開発を率いて技術担当の役員となった人物です。
 
2014年、ルービン氏はGoogleを円満退社してEssentialを起業したと考えられていましたが、退社の直接のきっかけは、ルービン氏の女性部下との「不適切な関係」にあったようです。
 
ルービン氏が率いるAndroid部門で勤務していた時に部下だった女性が、Googleの人事部門に申し立てを行なったことが分かってますが、2人の関係の詳細については明かされていません。

事実なら、上司と部下の個人的関係を禁じるGoogleの規則違反

ルービン氏の代理人は、両者の関係を「同意によるもの」と説明し、「ルービン氏はGoogleから、不適切な行為をしたと通告されていないし、実際行っていない」と主張しています。
 
一方Googleの内部調査では、「ルービン氏によるみだらな行為があった」と判断が下された模様です。
 
仮に女性の主張が事実であれば、同じ部門内で個人的関係を持つことを禁じているGoogleの社内規則と、もしそうした関係になった場合には報告することを求めている(報告後、片方は別の部門へ異動となる)社内規則の両方に抵触することとなります。

日本では未発売のEssential Phone

2017年5月末に発表されたEssential Phoneは、本体前面をディスプレイが覆うベゼルレスデザインと高い処理性能に加え、本体の素材にチタンやセラミックを採用し、360度撮影可能なアクセサリなどを簡単に接続できるのが特徴です。
 
Essential Phone
 
現時点では、アメリカとカナダのみで購入可能で、日本では未発売ですが、日本でも発売に向けた交渉が進んでいるとの情報もあります

 
 
Source:The Verge, Mashable
Photo: Essential
(hato)

 
 

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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