【写真レポ】iPhone X シルバーの実機をさわってきました

    iPhone X 展示機 asm撮影

    iPhone X 展示機 asm撮影
     
    iPhoneシリーズ最新機種となるiPhone Xが、きょう11月3日に発売されました。日本では祝日(文化の日)と重なったためか、全国各地のApple Storeでは当日購入できる在庫を求めて長蛇の列ができました。
     
    筆者はApple 心斎橋での開店取材を終えたあと、大手家電量販店で展示されていたiPhone X シルバーモデルの実機をさわってきました。

    ホームボタンのないiPhone、新鮮な気持ちで操作

    まずは正面から見たiPhone Xです。これまでのモデルと比べて圧倒的に細くなったベゼル(ふち)により、とても大画面に感じます。そして手に持ってみると、現在利用しているのが192gのiPhone6s Plusということもあると思いますが、本当に実機かと疑うほど軽く感じました(iPhone Xは174gです)。
     
    iPhone X 展示機 asm撮影
     
    シルバーモデルの背面は、シルバーというよりはホワイトに近い色合いです。ガラスパネルなのでよく反射します。展示機にはスタンド設置用の装置が付けられているため、美しい背面は確認しづらいです。
     
    iPhone X 展示機 asm撮影
     
    背面デュアルカメラの部分です。近年のiPhoneシリーズでは、背面カメラのレンズがこのように出っ張ったデザインになりましたが、iPhone Xは特に出っ張っているのが目立つような印象がありました。ケースやカバーを着けると出っ張り感は緩和されると思いますが、カバー類を着けずに利用する場合、机に置いたときなどにこの出っ張りの分だけガタンとなるのは気になるポイントですね。
     
    iPhone X 展示機 asm撮影
     
    iPhoneシリーズとして初めてホームボタンが廃止されました。これまでホームボタンがあった部分にもディスプレイエリアがあり、どの角度から見てもフラットで美しいです。ホームボタンで操作していた基本的な動作は、iPhone Xでは少し違う操作方法となっていますが、おそらく毎日使っているうちに慣れるだろうなという印象でした。
     
    iPhone X 展示機 asm撮影
     
    iPhone Xの側面です。医療にも使われているものと同グレードのステンレススチールを採用しており、強度を上げているとAppleは公式発表しています。しかし光沢が強く、周囲の景色が映り込みます。気になる方はカバーなどを着けると良いかもしれません。
     
    iPhone X
     
    iPhone X 展示機 asm撮影
     
    iPhone Xの底部も側面同様、強い光沢感があります。3.5ミリヘッドホンジャックはなく、底部はLightningポート(画像では白い展示機用装置が取り付けられているところ)があるのみです。
     
    iPhone X 展示機 asm撮影
     
    これまで発売されたモデルでは、iPhone8 PlusとiPhone Xのみに搭載されているポートレートライティングも確認できました。標準カメラアプリのポートレートモードで、自然光やスタジオ証明、ステージ照明などを左右にスワイプするだけで簡単に切り替えて適用できます。
     
    iPhone X 展示機 asm撮影

    コントロールセンターの呼び出し方、スクリーンショットの写り方

    コントロールセンターの呼び出し方は、従来のiPhoneでは画面下部から上へのスワイプでしたが、iPhone Xでは画面上部の凹み部分の右側から下へスワイプする操作に変わりました。そしてホーム画面ではスペースがなくて表示されていない左側のキャリア表示、右側の充電残量の%表示は、コントロールセンターを呼び出して確認する形となっています。
     
    iPhone X 展示機 asm撮影
     
    設定アプリを確認すると、先日報道されていたように、デフォルトの着信音が「反射」となっていました。
     
    iPhone X 展示機 asm撮影
     
    またiPhone Xでスクリーンショットを撮影すると、上部の切り欠き部分(凹んでいる部分)の扱いはどうなるか気になると思いますが、実際に撮影したスクリーンショットが以下の画像です。iPhone X以外の機種では、切り欠き部分は黒くなるなどの処理はされず、壁紙などがちゃんと表示されています。左上の時間表示が赤くなっているのは、画面収録中を示しています。
     

    iPhone X 展示機 asm撮影 iPhone X 展示機 asm撮影

     

    ちなみにiPhone Mania編集部のiPhone X予約状況は、Apple Storeでの予約に出遅れ2~3週間待ちとなった筆者と、ソフトバンクで予約受付開始直後に予約完了したものの、発売日当日になっても本申し込みメールが届かないライター、海外在住でMVNOを利用中ですがSIMフリーモデルが予約の選択肢に用意されておらず、SIMフリー版の発売を待つライターの計3台を待っている状態です。発売日からは遅れてしまいますが、届き次第、詳細なレビュー記事をお届けしたいと思います…。
     
     
    (asm)

     
     

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    この記事を書いた人

    前職は新聞社の校閲記者。経験を活かし2013年からライター、2016年から編集記者として活動中。iPhone歴は3GS→5s→6s Plus→X→11 Pro Max→12 Pro→14 Pro。

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