Apple、中国での売上低迷を「iPhone8」で打破
先月発売されたiPhone8が大きな役割を果たし、6四半期連続で下がり続けていたAppleの中国でのiPhoneの販売台数がようやく上向きになりました。昨年9月と比べて40%の成長がみられたとのことです。
iPhone8のおかげで中国での復活の兆し?
Appleは中国での売上低迷からついに抜けだしたのでしょうか?
米調査会社Canalysによると、AppleのiPhoneの中国での販売台数は、2017年第3四半期は約1,100万台と、昨年第3四半期の800万台に比べて上昇しているとのことです。
iPhone8/8 Plusの販売数は、昨年のiPhone7/7 Plus発売時を超えており、iPhone8がAppleの中国での復活の立役者になっているようです。
3種の新モデル発表も回復は一時的
Calalysのアナリストであるモー・ジア氏は、「iPhoneを買い換えを望むユーザーが、iPhone Xを待ちきれずにiPhone 8/8 Plusを購入し、過去モデルの値下げも一役買った」とコメントしています。
しかしながら、2017年第4四半期に成長を維持することは難しいだろうとも付け加えました。
また同氏は、iPhone Xへの興味は出荷台数の不足と高価格により妨げられると予測しています。
Appleは現在中国でのスマートフォン販売台数で5位につけており、ベスト3の国内企業Huawei、Oppo、Vivoはそれぞれ2,200万台、2,100万台、2,000万台を出荷しています。
Appleは現地時間11月2日(木)の四半期決算発表で、中国でのiPhone販売台数を公式に発表するとみられています。
Source:Canalys via AppleInsider
Photo:Phone Arena
(lexi)