Apple、米国初の時価総額8000億ドル(約90兆円)企業に

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    現地時間8日、米国株式市場でAppleの1株当たりの株価は一時的に153.7ドル(約1.7万円)まで上昇し、史上初めて時価総額8,000億ドル(約90兆円)を突破しました。

    株価上昇の要因は好調な業績とiPhone8への期待

    先週5月2日に行われた第二四半期の業績発表では、iPhoneの売上台数が前年同期と比べてわずかに下回ったと報道されたため、Appleの株価は一時的に下がりましたが、その後、利益額は増加していることが判明し、再度上昇しました。
     
    また、有機EL(OLED)画面の搭載AirPodsの同梱など様々な情報が飛び交っているiPhone8は、今年中には発売されないのではないかとも噂されていましたが、最近になってスケジュール通り10月に発売予定という報道が流れたため、こちらも株価上昇の要因になったと見られています。

    ウォーレン・バフェット氏の一言も株価上昇要因の一つ?

    著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いるBerkshire Hathawayは、Apple株の保有額を3月末の時点で、昨年末の71億ドル(約8,074億円)から3倍近くの192億ドル(約2.2兆円)まで増やしたことを公表しました。
     
    さらに、バフェット氏はCNBCのインタビューに対して「iPhoneはとてもとてもいい製品だ」と答えており、これらもAppleの株価上昇につながったと予想されます。

    Appleは歴史上最初の1兆ドル(113.7兆円)企業になるか

    投資銀行Drexel Hamiltonのアナリスト、ブライアン・ホワイト氏は、Appleの株価は現在も過去最高を記録しているが、iPhone8の販売や米国への資金還流、新技術の導入はAppleの株価をさらに上昇させる可能性があると言っています。
     
    ホワイト氏は、Appleの一株当たりの株価は今年中に202ドル(約2.3万円)を突破し、時価総額は1兆ドル(約113.7兆円)の大台に乗るだろうと予測しています。
     
     
    Source:CNBC via phone Arena.com
    Photo:flickr-Håkan Dahlström
    (kotobaya)

     
     

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    この記事を書いた人

    2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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