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2016年9月29日 19時45分

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iPhone7/7 Plusのジェットブラックが入手しづらい理由

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iPhone7 ジェットブラック フリー素材
 
iPhone7/7 Plusの公式サイトや宣伝でも大きく扱われている、新色のジェットブラック。光沢のある上品な黒色が人気を集めていますが、ジェットブラックだけ入荷が遅れている理由は、予約が集中していることだけではないようです。

歩留まり率の低さ―60~70%にとどまる”合格品”

先行予約の3割以上、中国の先行予約においては半数以上が選び、中国では密輸事件が発生するなど、iPhone7/7 Plusのなかでもとりわけ人気を集めるジェットブラックですが、本稿執筆時点の29日現在も、Apple Storeの出荷日が11月となるほど品薄状態となっています。
 
理由のひとつとして考えられるのは、60~70%ともいわれる歩留まり(ぶどまり)率の低さが指摘されています。歩留まりとは製造工程において、欠陥なしに製造・出荷できた割合のことです。つまり、30~40%のジェットブラック端末は”不合格”となっているのです。不合格となった製品は、基準を満たすために再度加工されるため、その分出荷にかかる時間が長くなるという仕組みです。
 
さらに他のカラーとは異なり、32GBを設けず128GB/256GBのみで展開されることなどからも、ジェットブラックは限定生産であることが示唆されていました。
 
歩留まり率の低さについては、iPhone7/7 Plusの正式発表前の8月末に、耐水性能のためのスピーカーやデュアルカメラ部品などにより、十分な製品が確保できないとされていました。

製造の難しさ―9段階の酸化皮膜処理と研磨加工

iPhone7/7 Plusで新たに搭載される耐水性能や構造の変更に加え、ジェットブラックの高光沢仕上げは、精密な9段階の酸化皮膜処理と研磨加工を経て製造されています。この製造の難しさも十分に生産できていない理由のひとつと考えられます。
 
ジェットブラックのiPhoneは、指紋やキズがつきやすいことは周知の通りですが、酸化皮膜処理されたほかのApple製品と同等の硬度があるとしながらも、使用とともに微細な摩耗が生じる場合があるとしています。そのため、Apple自身も、摩耗が気になる場合はケースを使い保護することを推奨しています。
 
iPhone7 ジェットブラック フリー素材
 
iPhone7/7 Plus各モデルに人気が殺到していることを受け、Appleは発表前の9月上旬に、サプライヤーに対して発注部品数の引き上げ部品の増産を要求し、iPhone7の増産に踏み切っています

出荷自体にも遅れ―海運企業の破たん、猛威を振るった台風

製造の難しさ以外にも、予想外のアクシデントによる出荷自体にも遅れも発生しました。ここまで入手困難となったのは、海運企業の破たんによって、本来なら発売日より前に到着するはずだった配送予定に遅れたが生じたことも原因として挙げられます。さらに発売日前後には、中国近辺で大型の台風が猛威を振るったことも重なっています。
 
こうした理由がジェットブラックを含めiPhone7/7 Plusの出荷に影響してきましたが、今後の供給については、徐々に復旧し、10月8日をめどに十分な在庫量が確保されるとみられています。当面は予約済みユーザーが優先となりますが、店頭でも購入できるようになる見通しです。
 
Appleは現地時間10月27日に、2016年度第4四半期の決算を発表する予定で、発表ではiPhone7/7 Plusの売り上げ台数も明らかになる見通しです。
 
決算発表のころには、iPhone7の供給が復旧しているのでしょうか。iPhone Maniaでは引き続き日々の在庫調査を実施し、情報をお届けしていきます。
 
 
Source:MacRumors, Tech Times
(asm)

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