品薄改善へ?Apple、iPhone7/7 Plusを増産!年内に7,500万台製造
Appleは、iPhone7とiPhone7 Plusの生産台数を予定より上積みし、年内に7,500万台を製造する模様です。その中心は、世界的に品薄が続いているiPhone7 Plusとなる模様です。
年内の生産計画を上方修正、iPhone Plusを中心に増産!
Appleが当初、7,000万台としていた2016年後半の生産計画を7,500万台に上方修正し、増産分の中心は主にiPhone7 Plusとなるようだ、とJ.P. Morganのアナリストチームがサプライチェーンの動向をもとにした分析メモで述べています。
J.P. Morganは、Appleが増産に踏み切った要因として、9月16日にiPhone7/7 Plusが発売された第一次発売国が、昨年の12カ国から28カ国へと増加したこと、アメリカの大手キャリアが積極的な販売促進キャンペーンを行ったこと、そして世界各地で爆発事故を起こしているSamsungのGalaxy Note7がリコールとなり顧客が流入したこと、の3つの要因を挙げています。
しかし、2015年後半のiPhone6s/6s Plusの生産台数が8,500万台から9,000万台だったのと比べると、増産して7,500万台というのは控えめな数字です。
このため、Appleが、今回の増産をiPhone7/7 Plusの需要が想定より大きいと判断しているのか、世界的な品薄対策としてなのかは判断できない、とJ.P. Morganは述べています。
初めて4.7インチの人気を上回ったiPhone7 Plus
5.5インチの大画面を持つiPhone7 Plusは、デュアルカメラの搭載で、iOS10.1で提供される新機能のポートレートモードが利用可能とあって、注目を集めています。そのためか、前年まで人気の中心だった4.7インチよりの人気を逆転した、とのデータも発表されています。
iPhone Maniaで毎日お伝えしている各店舗の在庫状況でも、特に品薄が続いているiPhone7 Plusの入荷状況が改善することに期待しましょう。
Source:Apple Insider
(hato)