【Tips】iPhoneのファイルアプリで使える「iCloud Drive」とは?

    マニュアル サムネ 機能

    iCloud Drive
     
    Appleが提供するクラウドストレージサービス「iCloud Drive」は、iPhoneやiPad、Macの純正アプリ「ファイル」を使って、「iCloud Drive」上のファイルの編集や管理ができるサービスです。うまく活用すると端末のストレージ容量の消費を抑えることができます。
     

    iPhoneなどのiOS端末⇔パソコン間でファイルを共有!

    iCloud Drive」では、ファイルをクラウドに保存し、iPhoneやiPad、iPod touchとパソコン間でファイルのやりとりができます。iOSやMacで利用できるPages・Numbers・Keynoteといった「iWork」アプリに対応しているので、例えばパソコンで作成した資料を外出先で確認したり、移動中に思いついたアイデアを書き留めておき、パソコンで仕上げる…といったことができます。
     
    Windowsパソコン向けには専用ソフトが提供されているほか、iCloud.comにアクセスすればブラウザからファイルの管理も行えます。またiCloudフォトライブラリをONにすると、iPhoneで撮影した写真をクラウドに自動アップロードすることも可能です。
     
    「iCloud Drive」の容量は、iCloudのバックアップやiCloudメールと共有となっています。容量は5GBまでが無料で利用できるほか、追加容量として、50GBが月額130円、200GBが月額400円、1TBが月額1,300円で利用できます(価格は2016年2月18日現在)。
     
    なお利用できる端末は、Windows(7以降)、Mac(Yosemite以降)、iOS(8以降)で、iOS向けの純正アプリのインストールはiOS9以降が対応端末となります。今回はiOS9環境で「iCloud Drive」の利用方法を解説します。
     

    iPhoneで「iCloud Drive」を有効にする手順

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    ホーム画面から「設定」を起動し、「iCloud」をタップする

     

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    Apple IDにサインインする

  • Apple IDとパスワードを入力し、サインインします。
  • Apple IDを持っていない場合はこの画面から作成することができます。
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    3
    「iCloud Drive」をタップする

     

    4
    「iCloud Drive」をオンにする

  • オフ(白)になっているのを、オン(緑)にします。
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    「iCloud Drive」アプリをホーム画面に追加する
  • 「iCloud Drive」のアプリは、App Storeからのインストールではなく、この設定画面から「ホーム画面に表示」をオン(緑)にすることでインストールできます。
  • 「ホーム画面に表示」をオンにすると、ホーム画面に表示されます。これで「iCloud Drive」を使う準備は完了です。
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    ?
    「iCloud Drive」アプリの画面構成

     
     

  • 「iCloud Drive」のアプリを起動したときの画面です。何もファイルがない状態だとこのように真っ白です。下にスライドすると、iCloud Drive内のファイルを「日付」「名前」「タグ」で並べ替えることができます。右端のアイコンをタップすると、リスト表示とサムネイル表示を切り替えられます。
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    パソコンから「iCloud Drive」を利用する手順

    パソコンにある写真やプレゼンテーションファイルなどを、「iCloud Drive」に保存することで、例えば外出先でも、iPhoneでアクセスして閲覧することができます。
     
    Windowsパソコンで「iCloud Drive」を利用するには、WebブラウザからiCloud.comにサインインしてブラウザ上で利用する方法と、Windowsパソコン向けの「iCloud Drive」アプリをインストールする方法の、2つの方法があります。今回はブラウザから利用してみましょう。
     

    1
    ブラウザでiCloud.comにアクセスし、Apple IDにサインインする
  • ブラウザのアドレスバーに「http://www.icloud.com」と入力し、iCloud.comにアクセスします。そしてApple IDとパスワードを入力し、→マークをクリックします。
  • iCloud.comからサインイン

     

    2
    「iCloud Drive」をクリックする
  • iCloudの画面が表示されます。「iCloud Drive」をクリックします。
  • この画面では、iPhoneからバックアップしたメールや連絡先、カレンダーなどのデータも確認できます。
  • iCloud.comからサインイン

     

    3
    「iCloud Drive」上の内容を表示する
  • 何もファイルがないときはこのように表示されます。ここに、アップロードしたいファイルをドラッグ&ドロップすると、アップロードが始まります。
  • iCloud.comからサインイン

     

    4
    アップロードしたいファイルをドラッグ&ドロップする
  • 試しにiPhoneの画像をアップロードしてみます。アップロードしたいファイルを枠内にドラッグすると、このような表示になります。ドロップするとアップロードがはじまります。
  • iCloud.comからサインイン

     

    5
    「iCloud Drive」へファイルのアップロードが完了
  • アップロードが完了すると、一覧にiPhoneの画像が追加されました。この状態で既にアップロードが完了しているため、ほかの端末で「iCloud Drive」にアクセスすると、この画像を閲覧することができます。
  • iCloud.comからサインイン

     

    6
    iPhoneの「iCloud Drive」でファイルを確認する

  • iPhoneのホーム画面から「iCloud Drive」を起動します。すると、一覧に、さっきパソコンでアップロードしたiPhoneの画像が表示されました。
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  • タップすると画像が大きく表示されます。左下の共有アイコンをタップすると、このファイルをメールやメッセージに添付して送信できるだけでなく、Twitterへの投稿も可能です。また、「画像を保存」をタップすると、iPhoneのカメラロールに保存することもできます。
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