iPhone18シリーズ向けA20がIntelの2nmプロセス「20A」で製造と予想
iPhone17シリーズ向けA19と、iPhone18シリーズ向けA20の製造委託先と製造プロセスに関する予想を、リーカーの定焦数码氏がWeiboに投稿しました。
定焦数码氏は、iPhone18シリーズ向けA20はIntelの「20A」(TSMCの2nmプロセスに相当)で製造される可能性があると記しています。
A19とA19 Proは「N3P」で製造との予想が増加
定焦数码氏はiPhone17シリーズ向けA19とiPhone17 Proシリーズ向けA19 Proについて、TSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」で製造されると述べています。
A19とA19 ProがN3Pで製造されるとの予想は既に複数のソースが伝えていました。
A19とA19 Proの性能向上率に関する予想
N3Pで製造される半導体の性能は、A18とA18 Proを製造している「N3E」と比べて、同じ処理能力であれば消費電力が5%〜10%削減、消費電力が同じなら処理能力が5%向上、トランジスタ密度は4%増加すると予想されています。
iPhone18シリーズ向けA20をIntelが製造?
今回の定焦数码氏の投稿で注目されているのは、iPhone18シリーズ向けA20の製造がIntelに委託され、「20A」で製造されると予想している点です。
Intelは自社プロセッサ「Arrow Lake」を20Aで製造することを断念、18Aに開発リソースを集中させると噂されている中、Apple Aシリーズの製造を受託することは可能なのか疑わしいと、今回の予想を取り上げたNotebookcheckも考えているようです。
TSMCの2nmプロセスの開発は順調との報道がありますので、Appleが製造委託先としてTSMCではなくIntelを選択するとは考えにくく、何らかの協業を行うとしてもシステム・オン・チップ(SoC)ではなく、5GモデムやWi-Fiチップなど何らかの周辺部品からと検討することが妥当と思われます。
Source: 定焦数码/Weibo via Notebookcheck