秋に「AirPower mini」が発売?iOS14内部にも示唆する情報

Appleが開発中断を発表したものの、現在も開発が続いているといわれるワイヤレス充電パッドAirPowerの小型モデル「AirPower mini」が2020年秋に発売される、との噂が流れています。
1デバイスだけ充電できる「AirPower mini」
Apple関連のリーク情報を発信しているApple RUMORs (LEAKS)(@a_rumors0000)氏が、iPhone、Apple Watch、AirPodsを1台、高速ワイヤレス充電できる「AirPower mini」が今秋発売されるとツイートしています。
"AirPower mini" coming in the fall!!!⚡️?⚡️
Genuine Apple wireless charging mat for fast charging, with only one device to charge. iPhone, Apple Watch, and AirPods are supported?
Confirmed: Me & @Soybeys pic.twitter.com/YEhi0lp1Qv
— Apple RUMORs (LEAKS) (@a_rumors0000) July 3, 2020
同氏は、この情報をリーカーのSoybeys(@Soybeys)氏と一緒に確認した、と付け加えています。Soybeys(@Soybeys)氏は先日、紛失防止タグ「AirTags」の操作音とされる音声を公開しています。
iOS14内部に「AirPower」「C26」の記述も
Apple RUMORs (LEAKS)氏のツイートに対して、iOSデベロッパのあおいカニ(@blue_kanikama)氏は「miniかどうかは分からないが、私も確認した」として、iOS14のスクリーンショットを公開しています。
画像には、小型版AirPowerのコードネームと言われる「C26」の文字のほか、「AppleC26Charger」「AppleAirPowerMultiDevice」といった記述も確認できます。
2020年秋という情報が確かなら、iOS14正式版の公開、あるいは5G対応の「iPhone12」と同時期に発売される可能性もあります。
I have also confirmed. (I don't know if it is "mini") pic.twitter.com/YuVTX1y0vR
— あおいカニ (@blue_kanikama) July 3, 2020
発熱問題はA11チップによる充電処理で解決?
Appleは、AirPowerを2017年9月にiPhone Xと同時に発表しましたが、2019年3月に開発中止を発表しています。
開発が難航した理由は、最大3台のデバイスを充電する際の発熱問題ではないか、と推測されています。
Appleが開発を再開したとされるAirPowerには、iPhone XやiPhone8と同じA11チップを搭載し、高度な充電制御によって異常な発熱を回避することに成功したとの噂もあります。
1台だけ充電可能な「AirPower mini」は、発熱問題が発生しにくいため、発売の見通しが立ったのかもしれません。
6月の世界開発者会議(WWDC 2020)でAirPowerが発表されるのでないか、との予測もありましたが、Appleはハードウェア製品の発表は行いませんでした。
Source:Apple RUMORs (LEAKS)(@a_rumors0000)氏/Twitter, あおいカニ(@blue_kanikama)氏/Twitter
(hato)