台湾Pegatron、ARMチップ搭載の新型MacBook生産を受注か

Appleサプライヤーの台湾Pegatronが、ARMチップを搭載したMacBookの生産をAppleから受注したと、台湾メディアDigiTimesが報じています。
以前からあるARMチップ搭載MacBook登場の噂
現行のMacBookはIntel製プロセッサを搭載しています。しかしMacBookがIntel製ではなく、iPhoneやiPadと同様に、Appleが開発するARMチップを搭載するようになるとの噂は、以前から繰り返し報じられてきました。
DigiTimesは、Pegatronが受注したMacBookのコード名は「Star」で、シリーズナンバーは「N84」だと記しています。
この「Star」というコード名の「N84」というデバイスについては、まず米メディア9to5Macが、「ARMプロセッサとタッチスクリーンを搭載した、iPadとMacの中間的デバイス」と報じたあと、Bloombergのマーク・ガーマン氏が「N84デバイスはiPhone Xに似た低価格のLCD搭載iPhoneらしい」とツイートしています。
I’m told this “N84” device is actually the low-cost LCD iPhone that looks like an iPhone X. https://t.co/KU0xhfkkHe https://t.co/YqiGMLHacb
— Mark Gurman (@markgurman) 2018年5月26日
新MacBook Airは今年後半に登場する?
MacBookについては約1カ月前に、同じくDigiTimesが、AppleはMacBook Airのアップデートを、当初予定していた2018年第2四半期(4−6月)から後半へと延期した、と報じました。
また2018年のMacBook Airのアップデートについては、Apple関連の正確な情報で知られたKGI証券の元アナリスト、ミンチー・クオ氏が3月に「第2四半期に、価格を引き下げたMacBook Airが発売される」との予測を発表しています。
MacBook Airは2015年3月以来アップデートされていないため、一時はこのまま製造中止となるのではないか、との噂も浮上していました。