Apple、コードネーム「Star」の新ジャンルのデバイスを開発中か


 
AppleARMプロセッサを搭載した新ジャンルのハードウェア開発を行なっているとの噂が流れています。コードネームは「Star(星)」で、LTEも利用可能になるといわれています。

iPadとMacの間のようなデバイスに?

iPad ProのCMで、少女が華麗にデバイスを様々なシーンで使用した後、「What’s a computer?(コンピュータって何?)」と決め台詞を言うように、タブレットの計算処理能力が高くなり、パソコンとほぼ変わりがないほど仕事をこなせるようになってきているのは確かなようです。
 
そんな中、AppleがiPadでもMacでもない新ジャンルのハードウェアの開発を行なっているとの噂です。米メディア9to5Macは、現在iPhoneやiPadなどに使用されているARMアーキテクチャを基礎とするプロセッサが搭載された初のMacになるのではと推測しています。
 
コードネーム「Star」のもと、開発が進められているデバイスは現在、試作品製作の段階にあるといわれており、iOSデバイスの生産を中国で担うPegatronが生産を担当しているようです。少数のデバイスがApple本社のあるクパチーノに送られており、Apple従業員がテストを行なっているとみられています。これらの試作品は2018年1月からすでに生産されているとのことです。
 
新ジャンルのデバイスに関する情報はあまり出回っていませんが、今のところわかっているのは、タッチスクリーン、SIMカードスロット、GPS、コンパス、防水機能が搭載され、Macシステムのブートに使用されるEFI(Extensible Firmware Interface)が動作するということのようです。
 
【追記】この記事の掲載後、「Star」デバイスは「iPhone Xに似た低価格版iPhone」ではないか、との新たな情報が報じられています。

 
 
Source:9to5Mac
Photo:AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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