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Appleの半導体事業拡大が囁かれており、iPhone8に搭載されているA11 BionicなどのAシリーズのプロセッサに続いて、ARMベースのCPUをMacBook向けで独自開発する可能性が関係者の間でしきりに語られています。
Nikkei Asian Reviewによると、Appleは半導体事業のさらになる拡大を目指しており、MacBookシリーズのIntel製のCPUや、iPhoneに使用されているQualcommのモデムチップセットなどを独自開発する方向に動いているとのことです。
領域 | 買収額(100万ドル) | 契約年度 | |
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P.A. Sami | モバイルコアプロセッサ | 278 | 2008 |
Insrinsity | モバイルコアプロセッサ | N/A | 2010 |
Anobit Technologies | フラッシュメモリコントローラチップ | N/A | 2012 |
AuthenTec | フィンガープリントチップ | 393 | 2012 |
Passif Semiconductor | 低電力ワイヤレスチップ | N/A | 2013 |
PrimeSense | 3Dモーショントラッキングチップ | 350 | 2013 |
近年のラップトップパソコンは、モバイル端末と同様に、よりパワフルでより薄くなる一方です。
「ノートパソコンは限りなく薄くなってきていて、モビリティとそれに伴うバッテリーの持ち時間の長さが求められている。ARMアーキテクチャは省電力で知られているし、すごく良い機会だと思う」とNikkei Asian Reviewに対しチップメーカーの執行役員は語っています。
iPhone Xの処理能力がMacBook Proを上回るなど、モバイルデバイスとラップトップパソコンの差がこれまでになく縮まりつつ中、今後のAppleの半導体事業に注目です。
Source:Nikkei Asian Review via TechRader
Photo:Apple II/Wikimedia
(lexi)
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