Apple、iPhone6 Plusの「タッチ病」向け修理プログラム立ち上げ

タッチ病

タッチ病
 
iPhone6/6 Plusで多数報告され、アメリカおよびカナダで集団訴訟にまで発展している「タッチ病」問題で、Appleは問題が起きていることを正式に認めるとともに、ディスプレイの修理プログラムを立ち上げました。

一律14,800円で修理

「タッチ病」とは、一部のiPhone6/6 Plus(特にiPhone6 Plus)に起きている問題で、最初はディスプレイの上部に灰色のバーが表示されることから始まり、最終的にはディスプレイに指で触れてもまったく反応しなくなる、というものです。
 
新しい修理プログラム「iPhone 6 Plus Multi-Touch 修理プログラム」では、タッチ病であることが認められれば、一律14,800円で、ディスプレイを修理してもらうことができます。
 
またこの問題を抱えていて、すでにAppleまたはAppleが認可した業者で修理したユーザーについでは、かかった費用から上記の14,800円を差し引いた差額を返金するとしています。

対象はiPhone6 Plusのみ

ただしAppleは修理対象をiPhone6 Plusに限定しています。また修理プログラムの冒頭で、

こうした症状は、表面の硬い所に iPhone を何度も落とした後、さらに何らかの衝撃や圧力が加わったときに起きる可能性があります。

と記しており、これがあくまでユーザーの端末の扱い方に由来する問題であることを強調しています。
 
また同プログラムによる修理が受けられるのは、購入後5年以内としています。
 
iPhone6 Plusユーザーでディスプレイが反応しない問題を抱えている人は、すぐにAppleで修理を受けましょう。
 
 
Source:Apple via 9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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