iOSはAndroidよりアプリがクラッシュしやすい?InstagramやFBなど

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iPhoneと言えば、Androidと違って動きがスムーズでフリーズすることもない――そんな感覚を覆すようなデータが発表されました。iOSでのアプリのクラッシュ傾向がAndroidよりも大幅に高いというのです。

iOSはサードパーティー製アプリに弱い?

データセキュリティ企業Blancco Technology Groupの調査によると、2016年第3四半期(7~9月)における各スマートフォンのパフォーマンスを測る調査で、iOSではアプリがクラッシュしたことのある端末の割合が65%だったのに対し、Androidは25%にとどまっていたことが分かりました。
 
前四半期(4~6月)ではiOSのクラッシュ率が50%だったため、さらに事態が悪化していると言えます(Androidは変化なし)。
 
元から高いとはいえ、なぜ大幅にここまで急激に上昇したのかは定かではありませんが、ニュースサイトBGRはiOS10のリリース時期も含まれているためではないか、としています。つまり、iOSをアップデートすることによって、まだ対応していないアプリのクラッシュ率が大幅に高まったというわけです。
 
クラッシュ率の高いアプリトップ10は以下のとおりです。
 
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傾向として、iOSの場合はクラッシュするアプリがInstagram(14%)やSnapchat(12%)、Facebook(9%)といったサードパーティー製のものだったのに対し、AndroidはAddress BookやGoogle Payといったシステムに関わるプレインストールアプリだったことも分かっています。
 
ただし、アプリのクラッシュ率以外に、接続不良や発熱などの「不具合」を総合的に比較すると、iOSの62%に対し、Androidは47%と差は縮まります。
 
また、Androidのベンダーや端末別の「不具合」率は以下のようになっています。ベンダー別ではSamsungが、端末別では中国ベンダーのLeEcoが不名誉なトップを飾っています。
 
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なお、iOSよりAndroidの方がアプリのクラッシュ率が低いとする調査は定期的に登場しています。
 
Source:BGR
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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