Apple Watch Edition「セラミック」製の登場が意味することとは?

    Apple Watch Edition

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    9月16日に発売となるApple Watch Series 2のApple Watch Editionは、ホワイトセラミックをケースに採用しているのが特徴です。Appleはこのセラミックを、将来的にはiPhoneなどにも採用する可能性があることが、特許申請書から明らかになりました。

    セラミック・ポリマー合成の特許も取得

    現地時間9月8日に米国特許商標庁(USPTO)が公開した特許申請書によると、Appleは高強度ジルコニア粉末を酸化アルミニウムと混ぜ合わせ、Apple Watchのケースへと圧縮成形するプロセスに関する特許を取得しています。
     
    特許情報に詳しいPatently Appleによれば、Appleはこのセラミックとポリマーを合わせて成形する特許も取得しており、Apple Watchのストラップの部品などに、このセラミック・ポリマー合成を採用することを考えているようです。

    iPhone8はガラスだけでなくセラミックで覆われる可能性も

    この特許申請書で興味深いのは、Apple Watch Editionに用いられたセラミックが、iPhoneなどAppleの他の製品でも使われる可能性が示唆されていることです。
     
    Patently Appleによると、申請書ではセラミック採用の可能性がある製品分野として、ラップトップ(MacBook)、バイオメトリックセンサー、ヘルスモニター端末、その他ウェアラブル端末、タブレット(iPad)、そしてスマートフォン(iPhone)が挙げられている模様です。
     
    そしてこのようなハイブリッドセラミックは、しばしば不透明なガラスの一種に分類されます。次世代iPhoneは、全面がガラスで覆われるという説が主流となっていますが、もしかするとすべてガラスになるのではなく、一部はこのAppleがいうところの「目の覚めるようなセラミック」で覆われる可能性があります。
     
     
    Source:Patently Apple
    (lunatic)

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