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Appleが現地時間7月27日、米連邦通信委員会(FCC)より、第5世代ミリ波ブロードバンド(5G)実験を行なう許可を取得したことがわかりました。Appleは本社に近いカリフォルニア州ミリピタスの2カ所で、28GHz帯と39GHz帯で実験を行なうライセンスを得ています。
FCCは2016年7月に、5Gネットワーク用周波数帯を開放することを決定しました。その後、主要携帯電話通信キャリアを筆頭に、Google、Facebookなども5G向け帯域(特にミリ波と呼ばれる高周波数帯)のライセンスを取得、実験を開始しています。
ミリ波は強い直進性があり、膨大な情報量を伝送できる一方、悪天候時には雨や霧による影響を受けやすいという欠点があります。
現時点では複数の企業がさまざまなハードウェアやソフトウェアの実験を行っている段階であり、5Gの規格はまだ固まっていません。日本においても、5Gの商用サービスが本格的に始まるのは、東京オリンピックが開催される2020年頃だろうと言われています。
Appleの今回の5G実験ライセンス取得は、将来のiPhoneにおける5G利用のためであることは間違いないでしょう。
Source:DSL Reports
Photo:FCC
(lunatic)
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