東大とドコモがResearchKitを用いて2型糖尿病・糖尿病予備群の研究を開始へ

Apple 東京大学 ドコモ
 
東京大学とNTTドコモ(以下、ドコモ)は、社会連携講座として設置された「東京大学医学部附属病院22世紀医療センター健康空間情報学講座」において、AppleのResearchKitを活用したスマホアプリ「GlucoNote(グルコノート)」を用いて、2型糖尿病・糖尿病予備群の臨床研究を開始すると発表しています。

健診データに加え、生活習慣に関する情報を継続的に収集することが可能

東京大学とドコモが、興味深い取り組みを行うと発表しています。
 
糖尿病は世界的にも極めて患者数の多い慢性疾患の1つであり、国内外で、糖尿病患者の治療体制の整備と、それに向けた医療資源の効果的再配分が課題となっています。
 
そこで今回「東京大学医学部附属病院22世紀医療センター健康空間情報学講座」において開始される、「GlucoNote(グルコノート)」を用いた2型糖尿病・糖尿病予備群の臨床研究では、健診データに加えて、従来の臨床研究では収集することが難しかった、家庭などで計測した血糖値、血圧、体重、活動量などのデータと、食事や運動、睡眠など生活習慣に関する情報を継続的に収集することによって、2型糖尿病患者・糖尿病予備群の健康状態と日常生活の関連性を、より多角的に検討することが可能となります。
 
Apple 東京大学 ドコモ
 
「GlucoNote」は、医学研究をサポートする目的で、Appleによって開発されたオープンソース・フレームワーク「ResearchKit」を国内で初めて用いた2型糖尿病患者・糖尿病予備群を対象とする自己管理支援スマホアプリであり、ユーザーにスマホを使った自己管理支援を提供することで、「自分で守る健康社会」への貢献が期待されています。
 

FireShot Capture 413 - GlucoNoteを App Stor_ - https___itunes.apple.com_jp_app_gluconote_id1083049623GlucoNote
カテゴリ:メディカル
現在の価格: 無料

※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Source:東大病院
(クロス)

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