iPhone、4-6月期に4,500万台出荷される!?iPhone SEが後押しか

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3月の発表が期待される新4インチiPhone「iPhone SE」効果で、2016年4-6月期のiPhone出荷台数が、当初の多くの投資家の予想を上回りそうです。

15%減少から横ばいへ予測を上方修正

J.P. Morganのアナリストらは当初4-6月期のiPhone出荷台数について、前四半期である1-3月期より最大15%減少するとの予測を立てていました。しかし今週投資家に配布されたメモによると、1-3月期から「横ばい」の4,500万台という予測へと上方修正した模様です。
 
アナリストらはiPhoneのサプライチェーンを訪問した結果、1-3月期のiPhone SEの製造台数は200万台、4-6月期にはこれが2倍の400万台となるとの予測に至ったとしています。ただし2016年通年でのiPhone SEの製造台数は、1,500万台は超えないとみています。

どこまで貢献する?iPhone SE

出荷台数予測の上方修正についてJ.P. Morganは、AppleのサプライヤーであるCatcher、Pegatron、Chipbond、TSMC、Radiantをよく観察すれば、予測の正しさがわかるとコメントしています。
 
iPhoneの出荷台数については、2015年日本国内において、前年比10.6%減で初の前年割れを記録するなど不調が報じられていますが、新たに発売されるiPhone SEが、出荷台数にどこまで貢献できるかに注目です。
 
 
Source:AppleInsider
Photo:Martin Hajek
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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