iPhone15シリーズのモデル別製造台数から、Appleの売れ筋予測が判明か

 
iPhone15シリーズ4モデルの初期製造台数を、JP Morganが報告しました。
 
初期製造台数は多い順に、iPhone15 Pro Max、iPhone15 Pro、iPhone15、iPhone15 Plusとなっており、iPhone15 Proシリーズが人気を集めるとAppleが予測していることが確認できます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズ4モデルの初期製造台数を、JP Morganが報告した。
2. 初期製造台数は多い順に、iPhone15 Pro Max、iPhone15 Pro、iPhone15、iPhone15 Plusとなっている。
3. iPhone14シリーズよりも更に、Proシリーズの人気が高くなると予測された。

発売直後の人気はProシリーズか

JP Morganによれば、iPhone15シリーズ4モデルの初期製造台数は、iPhone15が2,100万台、iPhone15 Plusが800万台、iPhone15 Proが2,300万台、iPhone15 Pro Maxが3,200万台で、シリーズ合計では8,400万台とのことです。
 
初期製造台数に占める割合はiPhone15 Proシリーズが高く、iPhone15 Plusの人気が向上することはない見込みです。
 
JP Morganはこの予測について、iPhone14シリーズの初期製造台数に占めたProシリーズの割合よりも、iPhone15シリーズの初期製造台数に占めるProシリーズの割合が高くなると述べています。

モデルサイクル後期に販売台数を伸ばすベースモデル

その背景には、A17 Bionic、アクションボタン、チタニウム合金製筐体、ベゼル幅の狭いディスプレイなどがiPhone15 Proシリーズだけの仕様になることが影響していると考えられます。
 
また、Proシリーズを好むユーザーは新機能に敏感なため、アーリーアダプターになり得るのかもしれません。
 
そのことは、iPhone14シリーズではモデルサイクル末期になってiPhone14の売上比率が増加していることからも推察できます。
 
iPhone15とiPhone15 PlusにはDynamic Islandが搭載され、iPhone15 Proシリーズとの機能面の差は小さくなるとみられていますが、初期製造台数を鑑みると、発売後しばらくはProシリーズの人気が高いとAppleが予測してることが伺えます。
 
 
Source:工商時報
Photo:Apple Hub/Facebook
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