iPhone15シリーズの量産加速、7月〜9月のピークに向けて人員大幅増計画

 
iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの製造を担当するFoxconnが、組み立てを担当する人員の募集を行っています。
 
現在は1日約1,000人を採用していますが、7月〜9月のiPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの量産最盛期に向けて、採用ペースを1日約10,000人まで増やすと経済日報が伝えています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの量産が加速している。
2. 7月〜9月に、量産最盛期を迎える。
3. 最多数を製造するFoxconnは今後、組み立てを担当する人員を大幅に増やす。

9月の発売に向けて、サプライヤーがまもなく繁忙期に突入

他のサプライヤーの担当割合が増えたとはいえ、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの製造においても、Foxconnが最多数を製造します。
 
iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの製造を担当するFoxconn鄭州工場では、新入社員に対して基本給が2,200人民元（約43,500円）、繁忙期には計画達成ボーナスとして7,500人民元（約148,500円）を支給します。
 
また、以前勤務していて復職した従業員の場合、繁忙期の計画達成ボーナスが8,000人民元（約158,300円）になります。
 
Foxconn深圳工場も同様に、人員採用に注力しています。同工場に採用された場合、入社ボーナスとして6,980人民元（約138,100円）、繁忙期の計画達成ボーナスとして6,500人民元（約128,600円）、更に、入社ボーナス480人民元（約9,500円）が加算して支給されます。
 
新型コロナウイルス感染症拡大によるFoxconn鄭州工場のiPhone製造ラインの稼働率大幅低下、それによるiPhone14 Proシリーズの出荷台数大幅減のような事態が、iPhone15 Proシリーズでは起こらないことを期待します。
 
 
Source:経済日報
Photo:GenuineSIM Reseller（@HeisChiggy）/Twitter
(FT729)