iPhone14 Proシリーズ、年明けからサプライヤーを追加して増産の可能性
China Timesが、Pegatronは2023年1月にiPhone14 Proシリーズの製造を開始する可能性があると報じました。
iPhone14 Proシリーズの出荷台数不足対策実施?
Pegatronが製造するiPhone14 Plusは販売が低迷しており、同社の受注台数も当初予想を下回っているとみられています。
そうした状況にも関わらず、Pegatronは2022年11月23日から従業員の採用活動を再開しています。
同社が従業員数を増やし製造能力を強化しようとしているのは、iPhone14 Proシリーズの製造を2023年1月から開始するからではないかと、China Timesは推察しています。
また、Pegatronだけではなく、AppleはLuxshare PrecisionにもiPhone14 Proシリーズの製造を委託するとの噂があると、China Timesは伝えています。
iPhone14 Proシリーズの年内入手は厳しい状況
その背景には、iPhone14 Proシリーズの製造を独占受注しているFoxconn鄭州工場の稼働が安定しない現状があると、同メディアは述べています。
Foxconn鄭州工場は、新型コロナウイルス感染症の再流行による製造ラインの大幅縮小、復帰過程での新規採用従業員による抗議活動により、今月末の本格稼働は厳しい状況です。
AppleオンラインストアでのiPhone14 Proシリーズの納期は延び続けており、現在のお届け予定日は「5週〜6週」と、年内に入手するのは不可能と思える状況です。
このままの状況が続けば、ユーザーはiPhone14 Proシリーズの購入を見合わせiPhone15 Proシリーズの発売を待つことによる販売機会損失が懸念されますので、Appleは供給問題を早々に解決する方策を検討しているのかもしれません。
Source:China Times
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/Twitter
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