iPhone15はMagSafe非認証の他社製充電器でも15Wワイヤレス充電が可能？

2023年5月24日2023年5月25日

MagSafe充電器

Appleが今秋発売見込みのiPhone15シリーズは、MagSafe認証を取得していないサードパーティー製充電器でも、15Wの急速ワイヤレス充電が可能との噂が、Weiboに投稿されました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズは、他社製充電器でも15Wの急速ワイヤレス充電が可能。
2. QI充電器では最大7.5Wでしか充電できないが、QI2はMagSafeをもとに開発。
3. USB-CはMFi認証ではないと機能制限との噂がある。

Qi充電器では最大7.5W

iPhone12/13/14シリーズで15Wの急速ワイヤレス充電を行うには、Apple純正のMagSafe充電器、もしくはMagSafe認証を取得したサードパーティーの充電器が必要です。

つまりQi認証のワイヤレス充電器では、最大でも7.5Wでしか充電できません。

しかしWeiboへの投稿（yeux1122氏が発見、Naverブログに転載）によると、iPhone15シリーズはMagSafe認証を取得していない充電器を使った場合でも、15Wの急速ワイヤレス充電が可能になるとのことです。

Qi2はMagSafeをもとに策定

Qi規格を推進する業界団体Wireless Power Consortium（WPC）は2023年1月、AppleのMagSafe技術を基盤として策定したQiに次ぐ新たなワイヤレス充電規格「Qi2」を発表しました。Qi2は今年12月頃に導入される見通しです。

Weiboへの投稿の真偽は不明なものの、Qi2はMagSafeをもとに開発されているので、サードパーティーのワイヤレス充電器がQi2に準拠しているのであれば、iPhone15シリーズにおいて15Wの急速ワイヤレス充電が可能というのも納得がいきます。

USB-CアクセサリーはMFi認証ではないと機能制限との噂

しかし一方で、iPhone15シリーズはLightningポートに代わりUSB-Cポートを搭載するものの、Made for iPhone（MFi）認証を取得したUSB-Cアクセサリーでしか、急速充電や高速データ通信はできないとの噂があります。

MagSafe認証を受けていないQi2対応充電器では15W急速ワイヤレス充電が可能なのに、USB-CについてはMFi認証アクセサリーでしか急速充電や高速データ通信ができないというのは、違和感を覚えます。

Source:yeux1122 via MacRumors
(lunatic)