新たなワイヤレス充電規格「Qi2」が発表、AppleのMagSafeをベースに開発

Qi2

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ワイヤレス充電コンソーシアム(WPC)は、Qiに次ぐ新たなワイヤレス充電規格「Qi2」を発表しました。Qi2は、AppleのMagSafe技術を基盤として策定されたとのことです。

Qi2は今年後半に導入予定

新ワイヤレス充電規格Qi2は、WPCによって今年後半に導入される予定で、ワイヤレス充電を使用する何百万人もの消費者により優れたユーザー体験を提供することになります。
 
「消費者や小売業者からは、どの機器がQi認証を受けているのかが不明瞭なこと、またQi認証を受けていない機器がQiで動作するとされていることに混乱しているとの声が寄せられています。このような混乱は、ユーザー体験の低下や、安全性の問題にまで発展する可能性があります」と、WPCのエグゼクティブディレクターのポール・ストラセイカー氏はコメントしています。「私たちの規格は、消費者が使用する機器が安全で効率的であり、他のブランドとの相互運用が可能であることを保証します。Qi2は、ワイヤレス充電の世界標準となり、消費者と小売業者にその保証を提供することになります」

Qi2はMagSafeをもとに策定

Qi2規格は、WPCメンバーであるAppleのMagSafe技術が基になっており、他のWPCメンバーが新たなMagnetic PowerというQi2の中核をなすプロファイルを開発したとのことです。Magnetic PowerもMagSafeと同じく、モバイル製品のバッテリーを充電デバイスに完全に一致させることで、エネルギー効率の向上と高速充電を実現します。
 
Qi2がMagSafeベースであるということは、MagSafe対応のAppleデバイスはQi2規格の充電器でそのまま使用可能になるのでしょうか。今年後半の規格の正式導入を待つしかなさそうです。
 
 
Source:WPC via MacRumors
(lexi)

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