Samsung、Appleに対抗しソウルの江南エリアに旗艦店をオープン

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韓国はSamsungのお膝下であることもあり、同国内でのApple StoreおよびApple関連サービスの進出は他国と比べてこれまで緩やかだったと言えます。しかしながら、昨今はAppleも徐々に韓国内で存在感を示しつつあり、5店舗目となるApple Storeをソウルのトレンディな江南(カンナム)エリアに3月末にオープンするに至りました。SamsungもAppleの動きに対してただ指をくわえているわけではなく、対抗する旗艦店を同じく江南エリアにオープンする予定であることが明らかになりました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. SamsungがAppleに対抗し、ソウルの江南エリアに旗艦店をオープンする。
2. Samsungの最新製品を展示し、総合的なライフスタイル体験も提供する予定だという。
3. サムスンはAppleを長年ライバル視しており、挑発的な姿勢を取ってきた。

Samsung江南フラッグシップストアは6月にオープン

「江南駅はMZ世代(ミレニアル世代とZ世代)のホットスポットであり、コミュニケーションハブでもある」と、Samsung関係者はコメントしています。「Samsungは遊び場コンセプトで店舗を運営する計画だ」
 
この関係者によれば、江南エリアのSamsung旗艦店は「Samsung 江南」と名付けられ、6月末にオープン予定であるとのことです。

お膝下なのに遅れを取ってしまった?

SamsungはAppleを長年ライバル視しており、Appleが折りたたみスマホをまだ発売していないことを揶揄した動画広告を公開したり、iPhoneからSamsung端末への乗り換えを促すキャンペーンを展開したりと、どちらかというと挑発的な姿勢を取ってきたことで知られています。
 
その反面、Appleが始めた電源アダプタの非同梱を真似したりと、Appleの後追いをしてきたSamsungですが、今回、自国の首都ソウルの最もホットなエリアのひとつでAppleに先を越されてしまったのは皮肉と言えます。
 
地元メディアの報道によれば、Samsung 江南は地下1階から地上5階までの6フロアで構成され、モバイル機器、テレビ、家電製品など、Samsungの最新製品を展示し、総合的なライフスタイル体験も提供する予定であるとのことです。
 
 
Source:The Korea Times
Photo:Samsung
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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