Samsung、Appleが折りたたみスマホを販売していないことを皮肉るCMを公開

 
ワールドカップを視聴する中国のユーザー向けのSamsungの新たな動画広告が公開されました。サッカー競技場のスタンドで、Samsungのフリップ式の折りたたみスマホがウェーブを作っていますが、iPhoneだけその流れに乗ることができない様子が映し出されています。

いっしょに折りたたむときが来た？

中国のソーシャルメディアWeiboに、Samsung公式アカウントが新たなワールドカップCMを投稿しました。動画は、YouTubeに転載されています。
 

 
広告の最後には、「いっしょに折りたたむときが来ました」とのメッセージが示されています。

折りたためなくても売上は負けていない？

ディスプレイ業界の動向に詳しいDisplay Supply Chain Consultants（DSCC）のアナリストによれば、米国市場において、新型iPhoneがSamsungの折りたたみスマホの販売台数の減少につながったことが明らかになったとのことです。
 
Samsungの折りたたみスマホの生産台数に占める米国のシェアは、2022年第3四半期（7月〜9月）には29%だったものの、2022年第4四半期（10月〜12月）にはわずか7%に急落しました。これは、iPhone14シリーズの発売時期と重なっています。
 
Appleも折りたたみスマホの開発が噂されていますが、これまでのところ、そのトレードオフを上回るほどの先進的な技術は見つかっていないとされています。
 
 
Source:Samsung/Weibo via 9to5Mac
(lexi)