macOS Ventura 13.4 RC2が開発者向けに公開

Apple macOS Ventura

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Appleは現地時間5月11日、macOS Ventura 13.4リリースキャンディデート(RC)2を開発者向けに公開しました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは11日、macOS Ventura 13.4リリースキャンディデート2を開発者向けに公開した。
2. 対処が必要なバグや問題がいくつか残っている可能性があることを示している。
3. 大きな不具合が発見されなければ、正式版が来週リリースされる見込み。

macOS Ventura 13.4 RC2が公開

同社は5月9日にmacOS Ventura 13.4 RCを、watchOS9.5、tvOS16.5、HomePod16.5のRCと共に公開しています。今回、macOS Ventura 13.4 RC2(ビルド番号:22F63)が公開されたことは、対処が必要なバグや問題がいくつか残っている可能性があることを示しています。大きな不具合が発見されなければ、正式版が来週リリースされる見込みです。

macOS Ventura 13.4のリリースノート

macOS Ventura 13.4では、Apple Newsのサイドバーにスポーツフィードが追加されたほか、Apple Watchによる自動ロック解除でMacにログインできない問題など、いくつかのバグが修正されています。macOS Ventura 13.4のリリースノートは、次の通りです。
 

  • Apple Newsのサイドバーにあるスポーツフィードから、フォローしているチームやリーグの記事、スコア、順位表などに簡単にアクセスできるようになります。
  • Apple Newsに表示されるマイスポーツのスコアとスケジュールカードからゲームページに直接移動でき、特定のゲームの詳細情報を見ることができます。
  • Apple Watchによる自動ロック解除でMacにログインできない問題を解消します。
  • 再起動後にキーボードがMacにゆっくりと接続されるBluetoothの問題が解決されます。
  • Webページ上のランドマークへの移動に関するVoiceOverの問題に対処します。
  • スクリーンタイムの設定がリセットされたり、全てのデバイスで同期されない可能性がある問題を修正しました。

ベータ版のダウンロードがより簡単に

macOS Ventura 13.4では、iOS16.4より導入された簡略化されたベータ版のダウンロード方法も利用できるようになっています。これまでベータ版をインストールするには、Apple Developer Centerからプロファイルをダウンロードする必要がありましたが、Apple Developer Programのメンバーは、設定のソフトウェア・アップデートから直接ベータ版のダウンロードが可能になりました。
 
ベータアップデートを有効にするには、パブリックベータもしくは開発者アカウントに関連付けられたApple IDが必要で、開発者アカウントに関連付けられていないプロファイルを使用して、開発者向けベータをインストールすることはできなくなります。
 
 
Source:Apple via MacRumors,AppleInsider
Photo:Apple
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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