新しくなったAppleマップが台湾で公開テスト中

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建物や道路構造などが段違いに詳細に表示される新しくなったAppleマップのテストが、台湾、香港、スロバキアで行われていることがわかりました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 新しくなったAppleマップのテストが、台湾、香港、スロバキアで行われているという。
2. 建物や道路構造などが段違いに詳細に表示されるとのこと。
3. 23年6月にも台湾で正式展開される可能性があるとのこと。

6月にも正式展開が開始か

Appleマップの開発状況に詳しいジャスティン・オバーン氏によれば、Appleは19回目となる新マップのエリア拡大を実施しており、台湾、香港、スロバキアで公開テストが行われているとのことです。
 
同氏によれば、マップは2023年6月にも台湾で正式展開される可能性があるそうです。
 
台湾のAppleマップのビフォーアフターが公開されています。左が古いマップで、右が新マップです。新マップでは、アイコニックな高層ビル台北101が3Dモデル化されているのがわかります。
 
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台湾では、外部端末なしでiPhone同士でコンタクトレス決済が行える「Tap to Pay」も展開が予定されています。同機能は日本ではまだ導入されておらず、現在米国でのみ利用可能となっています。

日本での導入はいつ?

新しくなったAppleマップは日本ではまだ公開されておらず、今回の19回目のエリア拡大でも日本は含まれていませんでした。
 
オバーン氏は以前、日本は対象リストには入っていると述べていましたが、具体的なタイムラインは現在のところ不明となっています。
 
日本ではすでに拡張現実(AR)による徒歩経路など、最新のAppleマップ機能の一部は利用可能となっており、昨年末Apple役員のグレッグ・ジョズウィアック氏実際に東京で機能のテストを行った様子を自身のソーシャルメディアで公開したのが話題となりました。
 
 
Source:Justin O’Beirne via MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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